先日、所用があり家人とお江戸に下りました。
家人の所用が済むまで時間がありましたので、恵比寿まで出かけました。
ヱビスビールを飲みたいところですが我慢でした。
目的地は東京都写真美術館。
恵比寿ガーデンプレイスの内にあります。
目的はこれ「日本写真開拓史」の展示を観るためです。
長倉洋海氏の展示も観ることが出来ました。
氏の写真は被写体の心理まで描写されています。
よほどの信頼関係を築かないと、あのような写真は撮れないのでしょう。
出品作品リストです。
江戸末期から明治中期までの日本の写真の遍歴を鑑賞することができました。
下岡蓮杖や上野彦馬などの先人がいかに西洋の先端技術を吸収・咀嚼しようと
していたかかが解ります。
そして最後のコーナーでの磐梯山の水蒸気爆発と三陸大津波の災害現場写真
を観ると「幾多の言葉より一枚の写真」のとおり写真の情報量がいかにすごいか
が解ります。
修復前の阿修羅像も観れて、写真好きには格別な半日でした。