遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

菌床シイタケの栽培

2009-07-31 | 田舎の風景など
  先日菌床シイタケを栽培している施設を見学させていただきました。

  菌床とは木材のおがくずに栄養物質(米糠)を混ぜ、シイタケを培養する固まりを言います。

   




  こちらが菌床です。

  材料を混ぜ水分を加えた菌床を加熱滅菌したあと、シイタケ菌を植菌して培養します。



 

  
  菌が繁殖すると周囲が菌糸で白くなってきます。






  発芽が始まると菌床を包んでいたビニールを切り開き、シイタケの発育を促します。







  こちらは収穫が進んだ終盤の菌床だそうです。







  シイタケはサイズ別に選別され、出荷されます。

  クヌギやナラの木にコマ菌を打ち込んで発生させたのが原木シイタケ、出荷まで時間と手間がかかりますので価格は高くなります。

  菌床シイタケも技術が進んでかなりの品質の物が出来るようになったとのことです。