秋月悌次郎は自分を西門豹になぞらえていましたが、ある日『韓非子』に「西門豹の性は急也、ゆゑに韋(い)を佩びて己を緩くす」とあるのを読み、それ以後は常に「韋」を懐中か袖の袂に入れておき、激怒しそうになるとその韋を撫でて心を静める習慣をつけました。韋はなめし皮の紐でやわらかく緩やかな物の象徴です。悌次郎の号「韋軒」の謂われでもありましょう。激動の時代を生きた悌次郎ですが、生涯、他人と激しく争うことがなかったと言われています。<o:p></o:p>
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