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川口I-STORMバラクロ水曜6時


 

誰でも初めは泳げない…その25

2013-11-22 07:22:56 | 誰でも初めは泳げない
久しぶりの、『誰でも・・・』

水泳が初めての人にとって、まず腕の動作が壁になるかどうか・・・
始めから、二の腕を広げる事が何の問題も無く出来る人もいる、
しかし5分の4くらいは、ここが壁

二つのパターンに分かれるが、どちらも見た目のクロールのイメージで脳が支配されてる感じだ

まず、一つは、腕を回すというイメージ
当然と言えば当然なんだよね
横に広げるだけでは、腕は水から上がらないんじゃないかって、思うよね

水から見た自分と、自分から見た自分がいるわけ

水面を基本に見ると・・・
腕は前から後ろは(プル)水中を通り、後ろから前へ(リカバリー)空中を通るから、回って見える

でも、体を基本に見ると・・・
前から後ろへ(プル)は、体の前を頭の方から足の方へ、上から下に移動
後ろから前へは(リカバリー)体の横を通って足の方から頭、下から上に移動

この違いを解り易く頭のポジションで説明すると・・・

よく『頭は動かさない』って言うでしょ、
これって、水から見た自分

じゃあ、自分から見た自分は?
・・・頭を左右に振ってるんだよね
あはは、めちゃくちゃ頭動いてるんだよ
なんでかって言うとさ、体が左右に体重移動してるから、体は動いてるよね、
なのに頭は動かないってさ、どうすりゃいいの?

頭から見ると、首から下が左右にイヤイヤしてるわけ
じゃあ、体幹部から見るとさ、首から上が左右にイヤイヤしてるんだよね

つまり、頭動かさない、ってイメージが首を固めてしまうと
水面から見ると、体と一緒に頭が左右に動いているんだよ

だから、頭動かさないを体基本に思ってると=首の固定になってしまう
こうなると、いくら言葉をかけても治らない
だって、本人は、絶対に動かすまい!って思ってるから

頭が水面にとって動かないモノであるには、首がゆるゆる動かないと無理なんだ

これと同じ様に、腕の方向だって水主体か体主体かで変わるんだよ

だから、鼻っから勘違いをしたままだと、いくら言われても出来ない

この思い違いがある事を、教える側、教わる側、共に理解する必要があるのだ

なので、説明の時に、
体にとってじゃなくて進行方向にとって真っ直ぐ、とか
水から見たら下は、自分からだと前とか

そうそう、これもね、
浮いてる状態で、下見て下さいって言うと、足元見ちゃう人いるわけ
だから、顔は下じゃなくて正面見る様にね、で治る人もいる、けど、
正面って言うと、本当に前を向いちゃう人もいるの

そもそも、前に進むって水から見てであって、自分から見たら上に進んでるんだよね
だって、頭の方に進んでるんだから上でしょ、

つまり、人間て立ってるのが基本だから、立ってる状態で前とか上とかが沁みついてる
だから、横になった状態で前とか下とか言われてもピンとこない

重力の中でが当たり前の考えっていうか本能なんだよね
そう、本能と違う考えかたをしなくちゃならないって事だね

動物ってだいたい泳げるんだよ・・・
四足だと、背骨は元々横で、顔は前を向いてる、
これと同じ状態で泳ぐんだから、なんの矛盾も無い訳さ

進行方向も見ずに進もうなんて・・・クロール・背泳ぎって、可笑しいよね、本能に反するよね

・・・面白いね~、まったく

あ、いけない!話がだいぶ脱線したかな・・・もう一つって・・・ま、いいか
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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よ~くわかりました。 (ハナグロ)
2013-11-24 22:31:30
なんとなく、そんなものかと思っていたけれど、理路整然と説明していただくと、よくわかります。
有難うございました
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ハナグロ様☆ (yossy)
2013-11-25 09:58:57
イメージって、体の動きを支配しがちですよね、
だから自分に解り易いイメージを持つ事が大切ですね(^u^)
返信する

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