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川口I-STORMバラクロ水曜6時


 

バラクロ脳な日常=実践54・背泳ぎのローリングはキックから

2023-04-18 10:45:13 | 今すぐプールに行きたくなる~バラクロ脳な日常
まずは平らに浮く、という前回の続き

腕の動作に入る前に、しておきたいのがローリング
ローリングという言葉、私はあまり使わない
左右の体重移動とか、エッジを使うとか、そーいう事なんだけど

ローリング、つまり体を傾ける事だ、
そう傾ける、がないと人間工学的通常作業域スイムにならない

クロールは息継ぎがあるから、傾ける事が必要だとわかり易い
でも、息継ぎしなくたって、傾けるのは、リカバリーがし易いから
傾けてさえいれば、人が通常しない背中側での運動をしなくて済む

背泳ぎも同じだ、息継ぎで傾く必要の無い背泳ぎ
それでも、背中側に腕を動かす事は人の通常動作ではないのでしたくない
だから、クロールのリカバー同様、背泳ぎの腕は体の傾きによって水中に入る



ところが、この傾くという動作自体が難しいらしい
原因は下半身・・・
腰から傾いて、と言っても傾けない
原因は更にその先、足にある
背泳ぎのキックは真上を向いていなければ、との思い込み
キックを水面に対し垂直運動をしようとすれば、傾く訳がない

特にキックが苦手な人、
平泳ぎキックが得意な人ほど、背泳ぎキックが苦手というケースが多い
それは足の向き、足首の硬さが関係している
そういった理由で背泳ぎキックが苦手だからといっても、泳いでいる時のキックは改善出来る

【かぶせキック】私はそう表現している
背泳ぎのキックは右と左ではなく、上と下として存在する

姿勢は、レントゲンポジションの仰向けでやってみよう
まず真上を向いたキックが何故不都合なのか、
バランスで足が浮いたとしても、水面をバシャバシャしては水流がまとまらない
蹴り上げが強いと、水を持ち上げてしまい、足が下がる



そこでだ!水面を壊さずに水流を生み出すキック
それが、【かぶせキック】
1・2・3、と3拍子のリズムで左右の足の上下を切り替える
当然、腰も動かさないと足の上下は造れない
逆に、足の上下を造ろうとすれば腰は傾きやすくなる



そして、上になった足を意識してみよう
上下の足を考えると、複雑だからだ
上の足をアップダウンではなく、前・後、という方向を意識してみよう
下の足はほっといても大丈夫、勝手に動いてるから



初めは、キチンと3拍子でなくても大丈夫、4拍になっても左右変則になってもOK
まずは、キックの方向で腰から上半身も傾きを造る、ココが最も重要
ふり幅はあまり大きくならない様に、チョイチョイチョイって感じでね

イメージとしては、バタフライのキックがイルカなら、
背泳ぎのキックは、魚かなぁ~
縦振りと横振りの違いだよ
コメント
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