ヤッパウミハイイヨネ

川口I-STORMバラクロ水曜6時


 

バラクロ100=練習の流れ

2017-11-15 13:29:56 | バランスクロール
思いついた事を積み重ね、バロクロ100まで来ました!

それに合わせた訳では無いのですが、初バラクロ練習会を開催しました。
バラクロ練習の流れとして記したいと思います。

バラクロの根底はご存知トータルイマージョンです。
トータルイマージョンのコーチになって10年
自分自身の体がそのメソッドが好きでたまらない!と言ってます。
ですから伝えたくて仕方がない!
そのメソッドを多くの方に伝えるべく切り口を変え角度を変え表現を多様してバラクロに至ってます。

1つの動作を伝えるにしても1つの表現では万人に通用しないから、思い付くことを言葉や動作に…解らない人もいれば解る人もいる、何がその人のツボにはまるかは解らないですよね。
なので解っている人には、要らない説明であることも多々ありましてかえって混乱させているのでは?と思うことも度々あります、正直なところ(笑)

さて、先日のバラクロ練習会2時間弱の説明をします。

バラクロと言うからにはバランスを最優先します。
そして今回は首、肩のリラックスを産み出す頭と肩のポジションについて触れました。

前下がり基底面、肩幅4時キックからスタートです。



この姿勢では肩を落として頭(顔)と密着させない事がポイントです。
首周りの窮屈感を無くさなければ首肩のリラックスは出来ません。
手順は肩まで沈み、両腕を肩幅に置き、腕の角度がアナログ時計の4時の角度になるように前下がりに水中に沈めます。
次に頭を水に預けスイカの様に浮かべると前にのめります。
体がそのまま前に倒れそうになったら足先でチョンと床を蹴って足を水面に上げ、ソヨソヨキックをします。
まずは傾きの無い平らなうつ伏せでリラックスフラットポジション姿勢のキックです。
進みが遅くても気にしないで下さいね🎵

次に横向きキックで肩のポジションが如何に姿勢に影響するかを確かめます。

無意識にサイドキックを行うと、下側の肩が前に出てしまい(前に進もうとする意識が働くから)後ろ下がりの姿勢になります。
両肩のラインと背骨の関係が直角になる体の構造が影響しています。
幼い頃から水泳をして出来た体と、してこなかった体には差があるのです。
無理に真似をしてもバランスを崩す事になります。

腰、腿が水面にあるポジションでサイドキックをしましょう。



肩は上下関係のみで、前後関係を作ってしまうと足は下がります。



次に肩ポジションを維持したまま傾き角度を減らしましょう。40度~45度の間で傾きます。
この時も下側の肩が前に出ないように気を付けて下さい。



この傾き姿勢を左右スイッチします。肩のポジションに気を付けて更に顔は水底を見続けられるように、首はリラックスしてユルユルと捻れる様にします。
体の傾きが左右に動いても左右の耳ラインは水面と平行のままです。







頭と体の関係は、ゴルフのスイングに似ています。
ボールから目を離さないで体幹を回転させ、顔が体の動きに付いて行かずに頭を残すには、首のリラックスが必要です。







そこで立位で実際にゴルフスイングをして首の環境を確認してみてから、気を付け姿勢の左右スイッチキックをします。

頭が残る=首が回っている

次に頭が影響を受けるのは伸ばした腕です。
肩周りの柔軟性が足らないにもかかわらず頭と肩を付けようとすると、肩が上がって体重が乗らなかったり、首を傾げて軸が曲がったりします。





肩幅4時に置いた両腕の真ん中に頭は浮かべます。



腕が開き過ぎていても頭が曲がりやすくなります。



そのまま片側に体重を乗せます。





体重が乗っている側の腕が4時にあります。
この時に必要以上に前に伸ばしたり、頭に付けようとすると肩のポジションが崩れます。





肩と首の少しの隙間を残す事が余計な緊張を取り除き、頭を残す事が出来、またリラックスしたリカバリーが可能になります。

肩のポジションを維持したまま上側の腕を体側に畳みます。
そこからリカバリー動作をします。
ココで肘を背中より後ろに引いてしまうと胸が張り腰が反る原因になります。
そして肩より後方で腕を上げる事で腕の重さが下半身にかかり、前重心が抜け足が下がる原因にもなります。
腕は回さず脇を開くだけで良いのですが、クロールの見た目の印象が回していると思い込んでしまうようです。

羽ばたくとか、脇をパカッととか、脇の下を見せるとか、ジュディオングの衣装の様にとか、色々な表現がありますが、今回はマジックテープ作戦にしてみました。





マジックテープをビリビリっと剥がし腕が前に来たら体重移動…この時に肩のポジションと頭のポジションを意識する事が今回のポイントです。

ココまでは、人間の構造的問題を理解しコントロールする練習です。

次に感覚的な練習をしました。

坂道を滑り降りる感覚のクロール
水面が前下がりだと錯覚するくらいの前重心ドリル、それが雑巾掛けキックです。

床に手を着いたままキックをしていきますが注意点があります。
基本の姿勢である肩幅4時、この姿勢をそのまま前下がりにします。







次の様になると効果は小さくなります。





ポイントを抑えて雑巾掛けキックをしたらその感覚で泳ぎます。



雑巾掛けキックが出来るためにはイルカ飛びで潜れる事が必要になります。

順番が逆になりましたが、雑巾掛けキックの前にイルカ飛びをしました。





プールが深かったのでそのまま連続イルカ飛びもしちゃいました、コレは楽しいですよo(^o^)o



こんな感じで第1回のバラクロ練習会を行いました。

次回は水中の腕の動きとタイミングに焦点をあてます。

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コメント (4)
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