ヤッパウミハイイヨネ

川口I-STORMバラクロ水曜6時


 

バラクロ41=肩のポジション

2015-12-27 23:18:33 | バランスクロール
ラクチンリカバリーの為に、手の平を水面に向け、肘は鈍角に、
もうひとつ思い出して頂きたいのが、ベリーダンスにおけるスネークアーム

スネークアーム・・・腕を滑らかに上下させるのだが、
どこを動かす意識を持つかというと、手先や前腕ではなく、二の腕を動かす
その二の腕を滑らかに動かす為に、肩を先に挙げておく・・・
という話は、リカバリーにおいても同じで、リカバリー前に肩を前に出そうって話したよね、

そこで肩のポジションについてのお話

腕を動かすときに大切なのは大元から動かすということ
そもそも、解剖学的に腕というのは、鎖骨&肩甲骨から腕の骨なのだ
上肢は肩甲骨(ピンク)、鎖骨(黄色)、上腕骨~指骨(水色)から成り立つ



大元を忘れて上腕から挙げようとすると、ある程度の高さで滑らかさが減る



ところが、大元である鎖骨を挙げてから上腕を挙げると



鎖骨を挙げる=肩を上げてからだと上までスムーズに挙がる



同じ腕を上に挙げる動作でも、鎖骨(裏は肩甲骨)を上げずに挙げ様とすると、体側が伸びてしまう



ストリームラインが窮屈だと感じる方・・・是非試してみて欲しい

鎖骨を動かさずに両腕を上に





次に、鎖骨を上げてから両腕を上に





そして鎖骨&肩甲骨を動かし易い姿勢は、胸を開いた姿勢ではなくレントゲンポジション(右)なのだ



つまり、フィニッシュの時点でのレントゲンポジションで肩はある程度上がっていることになる
なので、そのままリカバリーして入水すれば、それ以上肩を前に出すことはしない

フィニッシュで後ろに引き過ぎていると、頬から肩が遠く



リカバリーも充分に腕が前に運べず肘の位置が下がる



フィニッシュでレントゲンポジション



そのままリカバリーすると肘の位置は前にきて前重心に貢献する



無理やり肘を前に運ぶのではなく、ストレス無くスムーズに運ぶ事が肝心
その為に、腕の大元である鎖骨(裏肩甲骨は鎖骨とセットで着いてくる)から動かす

不思議な事に、これが逆だと滑らかに動かない
腕を動かしてから鎖骨を動かそうとすると、とても窮屈だ
関節の向き等が関係していると思われるが・・・

ベリーダンスのスネークアームでもうっかり上腕から上げると肩が窮屈で無理やり上げると肩が痛い
きっと複雑な肩関節の仕組みなのだろうか・・・

それに早く気が付いていれば・・・私もスイマーズショルダーで手術をすることも無かったのかも













コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする