行程
道の駅:川場田園プラザ→(R120・R17・R50)→道の駅:みかも→(R50・R294)→道の駅:下妻→自宅
旅の最終日となる。夜半から雨が降り出したようで、朝方は止んではいたけど、周囲の山は霧の中だった。これでは日光・中禅寺湖の方を回っても何も見えないだろうと判断し、山道を行くのは止めにして、平地を選んで家に帰ることにした。
沼田から渋川に出て、前橋からR50に入り、桐生、足利、佐野、小山と通って、筑西からR294に入って1時間ほど走ると我が家に到着。これで今回の旅は終了となる。
全走行距離3,695kmの旅だった。当初の予定では、もう少し短いのではないかと思っていたけど、終わってみれば、1日平均170km近い走行となり、かなりの走りとなってしまった。
お寺巡りは、四国4県を夫々4日かけて回ろうと思っていたのが、結果的には各3日となり、かなりの速さとなった。これは回ってみれば解かることなのだが、八十八箇所のお寺めぐりというのは、何だか後ろから押されるようなものがあり、とても遊山気分では出来ない心境となってしまうのである。八十八番の大窪寺を終え、高野山に参詣して初めてホッとする気分になれるのである。
今回の参詣のスタイルといえば、各寺の本堂と大師堂のいずれかで納め札を納めた後、般若心経を唱え、その後に写真を撮るというのが中心だった。納経帳へのサインと刻印は止め、各自の山門、本堂、大師堂、鐘楼のほか、そのお寺の特徴的なものなどを写真に収めることにした。88箇所もあると、毎日の写真の整理が大変で、その日のうちにきちんとしておかないと、どれがどこなのかがさっぱり判らなくなってしまう。お寺というのは、皆同じような建物やレイアウトが多くて、一目見てここがどのお寺の何なのかを判別できるようになるには、相当の経験と目の修練が必要に思う。とりあえずお寺ごとに写真を整理はしたけど、さてこれからそれらをどのようにまとめてゆくかが課題であり、楽しみである。
今回の旅では、般若心経の世界をさ迷うのがメインテーマであったが、これは自分にとっては永遠とも言える課題で、生きている間はおろか死んだ後もさ迷い続けるテーマのように思っている。旅の間には、般若心経を100回以上も誦し、それ以外の時間も心経の文字は頭の中を乱れ飛んでいたけど、まとまるような気配は微塵も無かった。それらの思いについては、追って断片を紹介したいと思っている。
旅が終わると、後片付けやら、溜まっていた農作業(?)などに追いやられて、その後にドカンと倦怠感がやってくるのが常である。しばらくはブログも途絶えがちになるのではないかと思う。ご容赦あれ。
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