〔これは6年前の記録です〕
第1日:11月17日(水)
行程:自宅出発~(常磐道、首都高、東名、名神) 海老名SA~富士川SA~浜名湖SA~上郷SA~養老SA〔泊〕 <442km>
さあ出発。先ずは高速に入る前に給油をして安心に都心を横切る必要がある。何時もの給油所に行き満タンに。10時少し少し前に本番スタート。直ぐに常磐高速に。3分ほどで谷和原ICなので、いきなり高速走行という感じになる。事故だけは禁物。慎重に発進。直ぐに守谷のSAに入ってハイウエイカードを買う。とりあえず1万円の分を2枚買う。予定では、先ず大阪吹田の中国自動車道経由で舞鶴自動車道の福知山まで行くつもりなので、3枚までは不要。本当はカードよりもETCの方が安上がりなのだが、基本的に高速道は走らないことにしているので、SUN号にはまだ取り付けていない。昨年までは、北の旅の帰り道などで常磐道の守谷SAに到着すると、一休みの後、さあこれから東京の混雑を抜ける一勝負だという感じだったが、今年の5月半ばから守谷市に棲むことになって、だいぶんに気分が違う。不思議な感じもする。
守谷SAから三郷の料金所を抜け、首都高に入り浅草方面へ。ここまでは順調に流れている。その後の首都高も概ね順調に走って、渋谷を通過して用賀から東名へ入る。ここまでもまあまあ順調に来ている。しかし、東名をしばらく走ったとたんに大渋滞が始まった。何と今日は東名高速の集中工事が行われているとか。厚木まで20km近く渋滞という電光板の標示があった。知らなかった。こんなことなら中央高速を通ればよかったと悔やむが、後悔先に立たず。もう遅い。やむなくこのまま東名を行くことにして走り続け、海老名のSAに着いたのは12時半頃だった。小休止して息を入れる。
その後は大渋滞の中を途中富士川SA、浜名湖SA、上郷SAと休みながら、名古屋に届いた時は20時近くになっていた。もううんざりである。名古屋まで10時間もかかるというのはひどすぎる。
このような渋滞の中で、路肩をすいすいと行く車が時々出て来る。たいていはベンツか黒塗りのセルシオなどの高級車だ。普通ではない、つまりは法治国家に住んでいるという心得のない奴らの乗った車で、呆れかえって腹も立たない。世の中、99.9%(いや、この頃はもっと少ないかな?)は法を守るまともな人間がいるから成り立っているのであり、このような社会のルールを守らない非人間的な奴は、本来厳しく駆除すべきではないか、などとかなり本気で思ったりするのは、こちらもかなりストレスが溜まっているからなのであろう。
SAに入って初めて知ったことだが、この集中工事のおかげで、名古屋までの中央高速道の料金が安くなっているという。これは全く理屈に合わない。知らないで来てしまった者に対してはそのようなことをするのではなく、低速のお詫びとして東名の通行料を安くすべきではないか。道路公団というのは民営なのか官営なのかよくわからないが、役人まがいの連中の考えることはいつも片手落ちで、何かを忘れている気がする。 (事前にチエックしなかったことに責任の一端があるのは承知しているけど腹が立つ)
とにかく名古屋からは名神なので集中工事は無い。俄然高速道路らしくなった。211時を少し廻った頃、ようやく養老SAに着く。本当はもっと先まで行けたのにと思いながら、とにかく疲れたので、今日はここ泊まりとすることにした。12時間近くかかって442kmを走ったことになった。辺りは真っ暗である。直ぐに就寝。そして爆睡。
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