山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘12年 北海道くるま旅くらしレポート <第14回>

2012-07-15 05:47:32 | くるま旅くらしの話

【昨日(7月14日)のレポート】    

≪行程≫

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在  <0km>

≪レポート≫

 このレポートも昨日に続いて、これから先はあまり書くこともないのではないかと思う。同じ場所での暮らしなので、基本的には守谷市の自宅にいる時とあまり変わらないのではないかと思う。何かを感じた時だけ少し長めの記事となると思うけど、あしからずご了承頂きたい。

 さて、今日一番の仕事といえば、帰りのフェリーの乗船券の予約を行ったことである。今回はネットを使えるようにして来ているので、それらを利用して少しでも費用の負担を軽くしたいと考えている。函館から大間への津軽海峡フェリーには海割という料金割引があって、2割引きとなるのだけど、たった5組しか用意されていない。予約が2か月前からだというので、いろいろ検討した結果9月14日の第1便に乗ることにしたのだった。予約の開始が9時からというので、それまで待って、手続きを済ます。これで4千円ほどは安くなるので大いに助かる。予約が確定しても所定の期限までに料金を払い込まないと取り消しとなってしまうので、忘れない内にと、自転車で町の中のコンビニまで出かけて支払いを済ますことにした。

1年ぶりの町中への訪問だけど凡その町の中の様子は知っており、何の心配も迷いもない。真っ先に新しく建築が進んでいる別海病院脇の公園の林の中にあるはずのササエビネが咲いているのを見ようと、コンビニよりも先に直行したのだが、残念ながら一本も見出すことができなかった。ササエビネというのは、どこでも観賞用に栽培されているエビネの花によく似た小さな花を咲かせる植物で、図鑑にはコケイランと記されている。これが正式の呼び名なのかも知れないけど、自分的にはササエビネの方が実物の姿を良くとらえた呼び方だと思っている。昨年この林の中にかなりの数が咲いているのを見つけて、大喜びしたのだったが、今年は未だなのかそれとも終わってしまったのか、同じ時期なのに見かけることが出来なくてがっかりした。別海病院は出来上がっているかと思ったけど。まだオープンには至っていないらしく、最後の工事が進められているようだった。冬の厳しさが工期を遅らすのであろう。その後は、コンビニに行って支払を済ます。来て早々帰りのフェリーの手続きをするなんて、何だか妙な気もするけど、ま、これでとにかく帰りの船の心配は時刻の厳守だけとなったわけである。

 用を済ませたついでに、近くにある図書館に寄って、パソコンの持ち込みと電源の拝借が可能かどうかを訊いてみることにした。別海町の図書館は昨年もいろいろお世話になっており、既にカードも作って頂いている。今年は北海道の開拓に関わる歴史情報の調べと、それから少しばかりエッセーなどを書いてみたいと思っているので、少し多めに利用させて頂きたいと思っている。パソコンが使えた方がいろいろな意味で好都合なので、どうなのか知りたかった。尋ねると、受付の方が丁寧に応対してくれて、持ち込みは勿論OKとのこと。又、電源は特別用意はしていないけど、一般のコンセントを使用するのは差支えないとのこと。大丈夫と訊いて安堵した。明日辺りから通えればいいなと思った。

 車に戻ったのは12時少し前の頃だったか。昼食を済ませた後は、昨日と同様睡魔には勝てずしばしの午睡を貪る。16時少し前に起きだし、眠気を振り払って歩きに行くことにした。相棒は丘の上にある温泉へ。歩きは今日はキャンプ場に隣接しているふるさとの森という名の森林公園の中の散策路を行くことにした。このキャンプ場に入ると真っ先に歩くいつもの道なのである。ふるさとの森というのはどれくらいの面積があるのか詳しくは知らないけど、守谷市の全公園を集めた面積の2倍以上あるのは確実だと思う。内地のチマチマした公園しか知らない人には、驚くべき広さなのである。森の中には縦横に散策路が設けられ、北海道特有の樹木が立ち並び、小さな湿原もあって、そこにはホタルたちも生息している様である。昨年はそのホタルを鑑賞する祭りに加わって真っ暗な中を湿原の道を歩いて、その優雅に飛び交う光を楽しんだのだった。

今頃この道を歩くと、毎年決まった同じ場所にクルマユリの橙色の花が優しげな笑顔で迎えてくれるのだが、どうしたことなのか今年はどこを歩いてもクルマユリの花を見ることができなかった。辛うじて見られたのは、咲き終わろうとしているエゾキスゲの橙とアキカラマツの純白の花、それからノハナショウブの紫がわずかにあったくらいで、いつもは賑やかなホサキシモツケやサビタなどは殆ど見かけられなかった。冬が寒く長引いたのが影響したのか、まだ咲く力が整っていないのかもしれないなと思った。一昨日もの凄い雨に邪魔されて見出だせなかった、霧多布の散布エリアのハクサンチドリも、もしかしたら寒さの影響で、同じように咲きそびれてしまっているのではないか。そんな気がした。昼前のササエビネといい、この森のクルマユリといい、何だかこの頃の異常気象の犠牲のなった魁の様な気がして、複雑な気持ちになった。

 18時少し前に家に戻り、一息入れて知人にメールなどをする。その内に相棒が風呂から戻り、夕食となる。ここでの食事は今のところ昼食を中心に据えて、朝夕は軽く済ますことを考えている。ここに来るまでの間には何度もご馳走に与っており、過食となっているのは明らかであり、要注意である。本当は断食などを行った方が身体には良いのかも知れないのだが、先ずは不断の糖尿病対応の暮らしに戻すことが肝心だと思っている。

【今日(7/15の予定】 

終日別海町ふれあいキャンプ場に滞在

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