山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘14年 北海道旅くらしのレポート <第4回>

2014-07-23 06:01:46 | くるま旅くらしの話

【今日(7/23)の予定】 

  道の駅:YOU・遊・もり →(R5)→ 道の駅:くろまつない →(R5)→ 道の駅:ニセコビュープラザ →(道道)→ 真狩湧水 →(道道・R5)→ 道の駅:アップルスペースよいち(泊)

 

【昨日(7月22日:火)のレポート】天気:  

<行程>

大間崎キャンプサイト → 津軽海峡フェリー乗り場 →(津軽海峡フェリー)→ 函館フェリーターミナル →(R227・函館新道・R5他)→ JR森駅 →(道道・R5他)→ 東大沼公園キャンプ場 →(道道・R5他)→ 香雪園 → 知人宅 →(R278)→ 道の駅:なとわえさん →(R278・道道・函館新道・R5)→ 道の駅:YOU・遊・もり(泊) 

 <レポート>

いよいよ、というか、ようやく、というか、北海道上陸の日が来た。2年ぶりなので、少し新しい気分でその時を迎えようとしている自分があるように思った。昨夜はあっという間に熟睡して、目覚めたのは1時過ぎ、2時まで我慢して、起き出してブログのレポートを書く。それが終わって4時過ぎにはもう外は明るくなっていた。5時半ごろにフェリー乗り場に行けば良いので、少し外を散歩することにする。勿論相棒は眠りの中にいる。天気はうす雲りで、今日はそのような空模様がずっと続く感じがした。ここから本州最北端の岬の碑などがある場所までは100mもない。すぐ傍である。日が昇り出して、岬に行ってみると、働き者の女性が一人海の中に入って何やら海草の様なものを採っているのが印象的だった。何度も見ているのだけど、マグロの一本釣りのモニュメントの写真を撮ったりした。そのようなことをしている内に5時になったので、車に戻る。

大間崎のまぐろ一本釣りのモニュメント。この地に住む漁師の意気込みが伝わってくる感じがする。

間もなく相棒も起き出し、身支度も終わったようなので、フェリー乗り場に向かって出発する。5分ほどの距離だ。それでも2年ぶりの所為か、道を間違えたりしながら乗り場に到着する。驚いたことにその場所が少し変わっていて、立派な建物が建っていた。フェリーの船が「ばあゆ」から「大函丸」になったというのは知っていたけど、乗り場が変わっていたのは知らなかった。2年という時間は長いのだなというのを思い知らされた。あっという間の2年間だったのに、である。大函丸は、新造船ではなく就航後50年のベテラン船だそうで、ばあゆよりも少し大きいように見えた。以前よりも函館までの時間が10分短縮されているので、その分船の性能は優れているということなのであろう。

フェリー乗り場の待合室は立派な建物と変わっていた。

新しく(再)就航した大函丸。以前のばあゆは車の乗船口が船の正面後方にあったが、この船は前方の横手となっていて、下船は正面後方となっている。

6時50分発なので、いつもは20分ほど前からの乗船となるのだが、今回は40分も前の6時10分過ぎから乗船が開始されたのも、何か新鮮味があって驚かされた。乗る前に軽く食事でもしようかと考えていたのが不意になり、少し調子が狂った。船の中は以前のばあゆと基本的には変わっていなかったが、デッキが狭くて、外に出られる場所が少なく、何だか閉じ込められ感があって、物足りなさを感じた。ま、90分間の我慢なので、地図などを見ている内に函館山が見えてきた。予定通り8時20分に到着して、車ごとの下船となる。上陸である。函館も同じような天気で、うす雲が空を覆っていた。

朝食は、いつもそうしているように一先ずJRの森駅まで行って、名物のイカ飯弁当を買ってから東大沼のキャンプ場まで行って、そこでゆっくりと味わうことにしているのだけど、相棒の薬を飲む時刻の都合もあるので、とにかくフェリーターミナル近くの駐車場に入って、軽い食事を済ます。その後は予定通り、JR森駅に向かう。森駅までは函館新道を走ってR5に入り30分ほどで到着。まだ温かいのを買い入れて、さて、今回は味が回復しているかな、などと思いながら大沼公園の外れの方にあるキャンプ場に向かう。10時30分になっていた。

今日は二人のワタナベさんに会う予定である。お二人とも函館在住の方で、今から10年以上前、同じ年に旅の途中で、別々に知り合った仲である。お一人は市内在住、もうお一人は合併前の恵山町在住の方である。今日は市内在住のワタナベさんに午後3時過ぎに会う約束となっており、恵山町のワタナベさんには、今夜は恵山町の道の駅に泊るつもりなので、その時にご挨拶に参上しようと思っている。午後3時までにはかなり時間があるので、それまではこのキャンプ場でゆっくり休むことにした。先ずはイカ飯を食す。少し味が回復しているようで、満足レベルだった。このイカ飯の弁当は全国駅弁大会のコンテストでナンバーワンだそうで、我々も随分昔からそのファンなのだが、一時味が落ち出してがっかりしていたことがある。なかなか回復の兆しがないので、もう食べるのは止めようかと思ったりしたのだが、今日のレベルだと大丈夫そうである。

食事が終って、再び眠気が襲ってきて、二人ともその後は早々の午睡を貪る。目覚めたのは13時を過ぎていた。近くにある留の湯に入ろうかなどといっていたのだが、それは止めることにして、函館市内に向かうことにした。市内の香雪園という富豪の別荘(?)跡近くにワタナベさんはお住まいなので、今は見晴公園となっているその場所の駐車場に行って、そこで待つことにした。途中で給油などしながら、14時半過ぎ到着する。ワタナベさんは、奥さんが今はもう相棒の大切な親友となっているのだが、今はお母さんの介護で大変な時期を迎えておられ、その忙しい合間を縫っての訪問なのである。しばらく時間があるので、一人公園の中を散策する。広大な敷地は森を生かしたものとなっていて、緑の中の散策は心が洗われる感じがした。15時近く、相棒から電話があり、OKとのことなので、車に戻る。ご主人に迎えに来て頂き恐縮する。住まいの場所までは2分もかからない近さだった。

さて、それから後は17時過ぎまで、3年ぶりの再会の話が爆発した時間だった。それを書くことは不可能である。3年という時間には、お互い膨大な変化の出来事が含まれていたのだなと、しみじみ思い知らされたというのが、その感想ということであろうか。そして、何よりも心身の健康が大事なのだということも改めて確認させられたことだった。良い時間だった。17時半近く、名残を惜しみながら恵山に向かって出発する。

小一時間ほどで恵山の道の駅に到着する。挨拶に参上する時刻のご都合を伺おうと、相棒が電話をしたら、何とご主人が体調不良で伏せっておられるとのこと。偶々奥さんが外出されており、後30分ほどすれば戻られるということなので、奥さんの帰りを待って挨拶に伺うことにした。その後奥さんが戻られて話を伺うと、ご主人は腰を痛められているとのこと。お邪魔して身体に負担をかけるようなことがあってはいけないと考え、奥さんにだけ挨拶して大事をとって頂くことにして、辞す。同世代の一人として、自分自身も用心しなければならないなと思った。

恵山の道の駅は海のすぐ傍なので、東日本大震災の大津波以降ますます神経をとがらせるようになった相棒の顔を見ると、今夜はここに泊らない方がいいと書かれていた。急遽予定を変更して、もう一度函館市内に戻り、今朝駅弁を買った森町にある道の駅に行って泊ることにした。それから1時間半ほどかかったけど、20時過ぎには到着して、今日は函館市内を何度も往復通過した感じの一日を終える。明日は雨との予報だが、寝床に入る頃には小雨が降り出したようだった。

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