山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘15年 南岐阜・紀州の探訪の旅 レポート <第2回>

2015-11-15 06:12:42 | くるま旅くらしの話

【今日(11/15)の予定】 

  道の駅:花かげの郷まきおか →(R140)→ 恵林寺参詣 →(R140他)→ 甲斐武田神社参拝 →(甲府市内経由・R20)→ 道の駅:はくしゅう →(R20)→ 道の駅:信州蔦木宿(泊)

 【昨日(11/14)のレポート】   

<行程>

 自宅 →(K・R16・R4)→ 五霞IC →(圏央道・関越道)→ 花園IC →(R140)→ 道の駅:あらかわ →(R140・雁坂トンネル経由)→ 道の駅:みとみ →(R140)→ 道の駅:花かげの郷まきおか(泊)  走行:198km

 <レポート>

天気:雨時々曇り

    

TX守谷駅近くにある土塔の道陸神。古人に倣って、自分も旅に出る前は必ず参詣するようにしている。

いよいよ出発の日が来た。今朝はいつもの歩きをつくばエクスプレス(TX)の守谷駅前にある土塔の道陸神様の小さな境内に向かうことにして、6時に出発する。旅に出かける時はいつもここの道陸神に参詣して、安全と健康を願うことにしている。あいにくの雨模様の天気で、予報は外れそうもない空だった。30分ほどで着いて、お願いをした後は、少し遠回りをして7時半ごろに家に戻る。朝食を済ませた後、まだ残っている給水やガスボンベの積み込みなどの仕事をし、最後に食料や調味料など今まで使用していた細かいものを運びこんで出発の準備館が完了する。10時には出発できるかと思っていたが、雨降りが厳しくなったりして、20分ほど遅れた出発となった。この間買い物に行くとかで、孫たちとその親は先にバイバイを言いながらあっさり出かけてしまった。

今日は勿論終日の移動日であり、とにかく走って目的地に着き、寝るだけである。当初の予定では、秩父市にある道の駅:両神温泉薬師の湯泊りとしていたのだが、これを変更してもう少し先まで行き、山梨県に入って山梨市にある道の駅:花かげの郷まきおかに泊ることにした。途中高速道を使うことにしているので、時間的には余裕十分だからである。先ずは近くのスタンドで給油を済ませる。守谷は比較的油価が安く、軽油は86円/Lで入れているので、満タンでの出発が必須条件となる。その後は、一路圏央道の五霞ICを目指す。先ずはR16に出て、春日部市内でR4に入り、少し走るとICの案内が見えてきた。無事入口のゲートをパスして、本線に入る。新しいICは複雑で、うっかり間違えるととんでもないことになるので、慎重にならざるを得ない。圏央道のこの区間は開通してからまだ半月ほどしか経っていない。道路を走ると新品の匂いがしてきた。コンクリートなのかそれとも何かの舗装材料なのか、新しいものの匂いには、やっぱり新鮮さの様なものがあるようだ。

しばらく高速道を走り続ける。最初は大したことが無かった雨降りが、次第に本格化して来て、かなり厳しい降りに変わって来た。事故につながらないように慎重に安全運転を心掛ける。やがて圏央道から関越道に入り、花園ICで下りて一般道のR140へ。少し走って寄居からは有料道路を使って秩父市内に向かうことにする。雨降りなので、トンネルの多い有料道路の方がより安全だし、時間もかからない。12時半前には市内の中心街を走りぬける。昼食を秩父名物のわらじカツ丼の店でと思って行ったのだが、行って見ると店の周りに長蛇の列が出来ていた。1時間以上も待たないと食にありつけないなんてとんでもないこと。スパッと諦め、この先のどこかそば屋にでも入ることにした。秩父はそばの名所でもあり、ちょうど今は新そばが打たれ出した時期である。探しながら行ったら、道の駅:あらかわまで来てしまった。すぐ傍にあった店に入ることにした。少し時間がかかったが、丁寧な手打ちのそばで、美味かった。店を出て振り返ると、何と「本日の営業は終りました」と書かれていた。仕入れた在庫が無くなってしまったらしい。危うく又食べ損ねるところだった。

今日はすぐ傍を走っている鉄道をSLが走る日となっており、あと15分ほど待つと上りの列車がやってくるというので、カメラに収めたいと相棒が張り切っていた。何処が撮影のポイントかと探しまくった後、踏切近くの場所が最適と判断して、そこは相棒に譲ることにして、自分は少し上の方の空き地にいて撮ることにした。間もなく煙を吐きながら機関車がやって来たのだが、自分が身を乗り出し過ぎてカメラを構えていたものだから、相棒の位置からは肝心のSLよりも自分の方が入ってしまって、写真にならなかったと、その後相棒から大目玉を食らってしまった。自分の方といえば、カメラを二つ構えて一方ではブログ掲載用に、もう一方ではちゃんとした写真をと欲張ったものだから、あっという間の通過時間ではとても二つのカメラを扱える芸当はできず、これ又大失敗の撮影となってしまった。この種の撮影は、事前の慎重な確認が大事なことを思い知らされた。

    

写真には自信のある相棒をさておいて、身を乗り出して撮ったSLの一枚。辛うじてそれらしく写っている。

その後は山越えの道となった。難関は勿論日本で二番目に長い雁坂(6km超)トンネルなのだが、実際はトンネル自体の通過には何の苦労も無い。そこへ行くまでが大変な坂なのである。1500mを超える高さにあると思われるトンネルを目指しての曲がりくねった道路は、本来ならば全山紅葉の見事な景色を堪能させてくれるはずなのに、今日は霧の中を走るだけの単調さで、全くの不愛想だった。雁坂トンネルは有料なのだが、ただ今は山梨側と秩父側の交流を期してなのか、通行料が無料となっていた。ラッキーである。行政が負担してくれているらしく、このキャンペーンは今月末日までとなっているとのこと。トンネルを出て長い坂道を下ると、間もなく道の駅:みとみに到着。ここで少し休憩をする。相棒は干し柿を探していたが、店に並んでいるのは皮をむく前の大きな渋柿が殆どで、未だ干すには至っていないようである。もっと寒くならないと干し柿の完成は難しいのではないか。諦めて先へ行く。

間もなく今日の宿を予定している道の駅:花かげの郷まきおかに到着。今夜は近くにある店で、山梨の郷土料理として名高いほうとうを食べることにしているのだが、まだ夕食までにはかなり時間があるので、しばらくブログ用のレポートを書く。17時半近くになって店に出向く。この店からは晴れた日には見事な富士の姿を望見出来るのだが、今日はもはや暗くなっている上に雨降りなので、それは望むべくもなし。久しぶりにほうとうに舌鼓を打つ。美味かった。あとは車に戻って寝るだけ。TVを見るのも面倒になり、ちょいと一杯やって、爆睡となる。何しろ昼寝をしていないので、眠いのである。

 

コメント
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