山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

‘14年 東北春の旅レポート <第1回>

2014-05-09 18:22:05 | くるま旅くらしの話

【今日(5/09)の予定】 

  自宅 →(R294・常磐道・磐越道・東北道)→ 長者原SA(泊)

 【昨日(5月08日)のレポート】    

<行程>

自宅(出発準備)

 <レポート~ 旅に出る前に>

昨年の11月9日に関西方面の旅から戻って以降今日まで、くるま旅はパタッとした感じで途絶えていた。旅車を使うといえば、家内がフォークダンスの練習でつくば市内に行く際に、着替え用の部屋として、あとは最近筑波山登山のための車中泊用に使われるくらいだった。これほど長い間、近場の旅にさえも出掛けなかったというのは珍しいことだった。それには二つの大きな出来事が関わっている。一つは家内の母の健康状態が思わしくないという心配と、もう一つは同居する倅夫婦に孫が誕生するという嬉しい出来事があったからなのである。3月の下旬に無事孫が生まれて、嬉しい方は今でも膨らみ続けてくれているのはありがたい。もう一つの母の健康の方も一時の危うい状態を乗り越えて、今は何とか小康状態を保ってくれている。このタイミングをとらえて、思い切って1カ月ほどの旅に出掛けることにした。

春の旅といえば、元々我々夫婦にとっては東北を巡るというのが定番だった。それが気づけば、7年ほど前からずっとご無沙汰のしっ放しだった。特に3年前の大津波の災害に見舞われてからは、太平洋沿岸エリアには一度も足を向けたことがなかったのである。旅車などでのうのうとした格好で訪ねるのは、何だか人道に反しているように思われたからだった。しかし、それは自分の勝手な思い違いであって、復興のためには却って現地に行って見ることが何よりも必要だったのかもしれない。遅ればせながら、今回は大災害のその後をしっかりと見てきたいと思っている。

いつものように旅のスケジュールの方は極めて大雑把で、細かいことは現地に行っての思いつき次第でいいと思っている。幾つかの楽しみがあり、それらを順次実現できればいいなと思っている。さて、どのようなことになるのか。それは行ってみなければわからない。

昨日は終日出発準備に時間をとられた。一番気にしていたのは、旅の間に冷蔵庫を冷やすためのLPガスの充てんで、これには5kg入りのボンベが2本必要なのだが、その内の1本が使用の期限切れとなっており、検査を受けなければならず、ギリギリで間に合ったという状況だった。冷蔵庫は5kgのガスで約半月ほど冷やすことができるので、今回は途中で充てんしなくても2本で間に合うだろうという計算である。その他、寝床の整備や着替え類の積み込みなど、毎度のことだけど、忘れ物がないようにあれこれと思いを巡らしての準備作業だった。何しろ半月以上も本格的な車の使用を怠っていたので、新人になったつもりで取り掛かった次第である。

これら直接的な旅の準備の他に、今年から市の菜園を借りての野菜類の栽培を再開しているので、留守の間の面倒をどうするかも問題だった。倅や嫁御に安易に頼むわけにはゆかず、できる限り余計な作業を求めないようにしようと、定植したばかりのトマトやナスの苗の支柱を作るなど、結構手間のかかる仕事をこなさなければならなかった。それらについては、数日前からの取り組みで、概ね大丈夫というレベルに達したと思う。収穫期が近づいているラディッシュや小カブなどは、皆倅や嫁御たちに味わってもらうことになる。これは致し方ないことである。

明日は高速道での泊りを考えているので、午後の出発を予定している。忘れ物は明日の午前中に再チエックして見落としがないようにしようと考えながら寝床に入る。

コメント
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