山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

南東北・佐渡・飛越信州の春ぶらり旅(まえがき)

2008-09-13 05:40:32 | くるま旅くらしの話

このところ、ブログのあり方をあれこれと考えていました。時世評論のような、旅にあまり関係のない話題を書くというのは、どうも不本意で、あまり書きたくはないという気持ちがどこかにあるのです。しかし、温め返しの旅の記録などを掲載するのも如何なものかと思っていたのですが、それは自己都合の話であって、世の中には参考になさる方も少しは居られるのではないかと思い直し、もう一度過去の旅の記録に、適当な写真などを入れながら紹介してみようという気になった次第です。

それで、今回は2年前の4月下旬から5月上旬にかけて東海TVの取材を受けながら、佐渡を中心に福島・山形県から信州を経由して春の旅を楽しんできた時のことをしばらくご紹介したいと思います。今日はその第1回目です。以下お楽しみ下さい

 

06′南東北・佐渡・飛越信州の春 ぶらり旅 でこぼこ日記

期 間:424日~512

宿泊日数:1819

総走行距離:2,513km

旅くらし人:山本拓弘&山本邦子

旅くらしくるま:SUN号   

 

<旅に出る前に>

 今年の冬は結構忙しかった。冬の間にくるま旅くらしについてのガイド書を書こうと思い立ち、それを書き上げて、ダメもとのつもりで出版社に持って行ったのだが、一応企画が通って共同出版という形で発行することとなった。本の出版の仕組みがどのようになっているのか、この業界の様子はよくわからないが、持ち込んだ出版社の誠意を信ずるしかない。そのようなわけで、いろいろあって、それは今年の秋まで続くことになっている。したがって今年は、これらの所用の間隙を縫って出かけなければならず、どっしりと腰を据えての旅くらしは初めから諦めておかなければならないことになってしまった。

今年の春旅は、いつものように観桜を中心に東北を回るか、もう一つは佐渡ヶ島行の実現、という二つの案を思い描いていた。費用のことを考えると島に渡るフェリー代が馬鹿にならないので、東北をのんびりさ迷う方がくるま旅くらしに適っているのだが、それではいつまでも島を訪ねることはできない。

迷っていると、偶々本の出版との関係もあり、情報を得ようと日本RV協会(JRVA)が主催する「くるま旅クラブ」というのがあり、そこへ入会したのだったが、そこから東海TVで定年後の夫婦二人での長期くるま旅をしている人の取材をしたいとの申し入れがあり、それに応募する人はいないかとの案内が来た。条件を読むと丁度自分達もフィットしているなと思い、ダメもとで取材OKの返事を出したら、何と早速問合せがあって、あれこれやり取りがあった後、結局自分達が取材を受けるということになったのである。

取材期間は、旅の出発の日から6日間ということである。それならば、佐渡に行くことにしようと決めた次第である。一体どういうことになるのやら、TVの取材というのはどういうものなのか、戸惑いながらも最後は開き直って、いつものとおりのやり方でいいのだと自分自身に念を押したのであった。(以下、明日からが本番です

      

 旅の記録:旅から戻ると、毎回このような形で記録をまとめている。

 

コメント
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