今日は東和温泉:日高見の霊湯を紹介します。この温泉は、岩手県の略中央部にある東和町(今は合併して花巻市になりました)にあります。東和町と言えば、子泣き相撲や日本一の毘沙門天(一木で彫られた毘沙門天像は3mを超える巨大なものです)が有名です。
ここを訪れた何度目かの時、成島三熊野神社を訪ねたのですが、境内の奥にある毘沙門天を見せて頂き(これは有料)、その時に案内してくれた方が、ふと目に入った泣き相撲のポスターの行司さんに良く似ていたので、お訊きしたらそうだとおっしゃるので、お願いしてそのポスターを頂戴してきたことがありました。今回花巻市のガイド資料を見ましたら、子泣き相撲の紹介の所にやっぱりその方の写真が載っていました。何となく懐かしく嬉しくなりました。
さて温泉の方ですが、どういうわけかここへ来るとこの温泉に入ってしまいます。というのも実はここの料金は600円もするのです。何時からだったか忘れましたが、少し遅い時間帯だと100円割引で入れるようです。都会の銭湯などの料金から較べれば、さほど高いとも思われず、何をけちなこと言っているのだと思われる方も居られるでしょうが、年金暮らしには二人で一度の入浴代が千二百円となると、これは朝食2回分には匹敵するほどになりましょう。せいぜい500円が限度ではないかと決めているのです。
ところがどういうわけか、この温泉に入ってしまうのです。とりわけて他の温泉に較べて特別に優れたものがあるとは思えないのですが、これは何故なのでしょう。自分たちにもよく分かりません。恐らくここに来る時は温泉に入らなければならないタイミングというかニーズが大きい時なのだと思います。くるま旅では泊りやすい条件にあるロケーションなのかも知れません。ま、このような温泉もあるのだということでご参考にしていただければと思います。
以上で今回の旅の中での温泉の話は終わりにします。この他にも幾つかの温泉を利用していますが、全てを紹介する必要もないように思いますので、10件でやめることにします。現在今回の旅の記録を取りまとめ中で、実の所ブログ投稿が邪魔の気分になっています。それで、明日から少し休むことにします。