村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

絶えて桜のなかりせば

2020-02-26 23:53:35 | 村雨庵 稽古 
今日は二月最後の週
水曜稽古
掛け物は慈円の和歌だ

 大僧正慈鎮ダイソウジョウジチン
春の心 
のどけしとても
何かせむ 
絶えて桜の
なき世なりせば  

慈円とは
ジエン
1155~1225
平安末期から鎌倉初期の天台宗の僧。
歴史書『愚管抄』を記した。
諡号シゴウは慈鎮和尚ジチンカショウ、
通称に吉水僧正ヨシナガソウジョウ、
また『小倉百人一首』では
前大僧正慈円
サキノダイソウジョウジエン。
父は摂政関白・藤原忠通、
母は藤原仲光女加賀局、
摂政関白・九条兼実は同母兄にあたる。
《ウィキペディアより》


「…絶えて桜の…」
とよんでいくと
英語の先生のソノさんが
業平の和歌の本歌取りですねと
教えてくれた

古今和歌集の在原業平の和歌
伊勢物語の第82段にも登場する
有名な和歌だ
伊勢物語を文の会の
音読会で二周も勉強したのに
殆ど頭に残っていない
トホホ

有名な和歌だけに
これを本歌取りした派生歌が
いくつもあったようだ
ネットを見ると
派生歌の例として
慈円のこの歌が出ていた
派生歌としても有名だったようだ

和歌は墨流しの色紙に
書いてある 
筆者は不明である  
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