和漢朗詠集
巻上の春のうちの梅ムメから
梅
梅花帯雪飛琴上
柳色和煙入酒中
梅花 雪を帯びて琴上に飛ぶ
柳色 煙に和して酒の中ウチに入イる
どこからか香りくる梅の花びらは
清浄な白雪のようにハラハラと空中を舞い
奏でる琴の上に軽やかに飛ぶ
芽吹き始めた柳のみどりは
春の野のたなびく霞にとけこみ
手にする盃にそのみどりを湛えている
と勝手に解釈
和漢朗詠集は平安時代に藤原公任が選んだ詩歌集
和つまり和歌と、漢つまり漢詩文の名詩歌を選び集め
朗詠 声を出して詠むか楽器も伴奏しつつ歌う
講師がいて皆で朗詠することもあり
そのような時の歌詞集だと
鎌倉、室町と長く写本され今に残るが
謡曲や源氏物語、隆達の小歌など
この和漢朗詠集に影響された多くのものがある
と私は習った
七事式の稽古
三名が休みだった
今日は寒い
風邪をひかないようにと 言い合いて 別れた
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巻上の春のうちの梅ムメから
梅
梅花帯雪飛琴上
柳色和煙入酒中
梅花 雪を帯びて琴上に飛ぶ
柳色 煙に和して酒の中ウチに入イる
どこからか香りくる梅の花びらは
清浄な白雪のようにハラハラと空中を舞い
奏でる琴の上に軽やかに飛ぶ
芽吹き始めた柳のみどりは
春の野のたなびく霞にとけこみ
手にする盃にそのみどりを湛えている
と勝手に解釈
和漢朗詠集は平安時代に藤原公任が選んだ詩歌集
和つまり和歌と、漢つまり漢詩文の名詩歌を選び集め
朗詠 声を出して詠むか楽器も伴奏しつつ歌う
講師がいて皆で朗詠することもあり
そのような時の歌詞集だと
鎌倉、室町と長く写本され今に残るが
謡曲や源氏物語、隆達の小歌など
この和漢朗詠集に影響された多くのものがある
と私は習った
七事式の稽古
三名が休みだった
今日は寒い
風邪をひかないようにと 言い合いて 別れた
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