村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

雪竹に雀

2012-02-15 23:40:46 | 村雨庵 稽古 
今日は村雨会
昼間はカズ様と
くましょうさん、勝殿
なんだかゾクゾクすると勝殿は早めに帰った
流行りの風邪で無いとよいが・・・

今日は寒い
寒いからこれを掛けた

狩野晴川院筆の 雪竹に雀


春は霞
夏は木の葉隠れのホトトギス
秋はいと寂しさつのる夕べの空
冬は雪の暁
いずれも茶の湯の風情ぞかし 

と小堀遠州書捨文にある

一番寒い暁 それも真っ白な雪の暁にこそ
茶の湯の風情があると
遠州公もおっしゃった

冬の寒さ 
その鋭いがゆえの厳しさも また茶の風情なるか

雪に耐え真直ぐに天へと伸びる竹
小さい体で寒さに負けず生き生きと元気な 雀



まさに絵になる わけだが
まずは その心を味わってみたい






茶の湯・茶道ランキング
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一歩踏み出す月 | トップ | 鶯為春友 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

村雨庵 稽古 」カテゴリの最新記事