村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

歌仙画・紀貫之

2020-07-22 23:17:03 | 村雨庵 稽古 
今日は茶の稽古
村雨庵水曜稽古だ
蜜を避けて時間割で予約
点前すると茶もお菓子も自分
点前のしたくや片づけは
全部自分でする
だいぶ慣れて来たようだ

今日の主菓子は
朝顔と麩饅頭
干菓子はナデシコと青楓
掛け物は
歌仙絵
色紙に歌と
紀貫之キノツラユキの画
萬延元年(1860)の箱書がある

貫之の和歌は
大はらや
をしほの山の
小松ばら
はやこだかかれ
千代の影見む

紺色の染め紙
金の霞にお目出度い松喰鶴マツクイヅルが
飛び交っている

松喰鶴マツクイヅルとは
松の折枝を鶴がくわえた文様。
奈良時代の花喰鳥文の様式が変化して,
平安時代後期の器物に
和様化文様として現れた。
「まつばみづる」とも言う

紀貫之キノツラユキ
868?〜945
平安前期の歌人。
三十六歌仙の一人
『古今和歌集』撰者の一人
官位は低く,死んだときも
従五位上・木工権頭 (もくのごんのかみ) に
すぎなかったが,
すぐれた批評眼をもち,
すぐれた歌論である
「古今和歌集仮名序」,
かな文の日記文学の『土佐日記』,
「新撰和歌集序」などの著がある。
(旺文社日本史事典 三訂版の解説ヨリ)

写真は
その貫之の和歌
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