村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

堀河百首とは何?

2019-12-09 21:16:02 | 古筆
今日は古筆研究会
その中に堀河百首と言う言葉があった
百首歌の初めと言うが
さて
 堀河百首ホリカワヒャクシュとは
平安時代後期の百首歌。
『堀河院百首』
『堀河院御時百首和歌』
『堀河院初度百首』
『堀河院太郎百首』
ともいう。
康和4 (1102) ~5年頃詠んだものを,
長治1 (04) 年頃
堀河天皇に献詠ケンエイしたものか。
源俊頼ミナモトノトシヨリ,
藤原基俊フジワラノモトトシら
当時の歌人 14名の百首歌を収める。
ほかに,永縁エイエン,
源顕仲ミナモトノアキナカの
うち1名を加えた 15名のもの,
両者を加えた 16名のものがある。

春 (立春~三月尽) 20首,
夏 (更衣~荒和祓) 15首,
秋 (立秋~九月尽) 20首,
冬 (初冬~除夜) 15首,
恋 10首,
雑 20首の
100題 100首を各人が詠んでいる。
「組題百首」の初めで,
のちの
百首歌の
題の典拠となり,
後世への影響が大きい。
(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ヨリ)

源俊頼ミナモトノトシヨリ
平安後期の歌人。
源経信の子。
白河院よりの命『金葉集』を撰した。
勅撰集に約200首の和歌が選入、
院政期を代表する大歌人。

藤原基俊 フジワラノモトトシ
1060-1142 
平安時代後期の歌人。
康平3年生まれ。
藤原俊家の3男。
中古六歌仙のひとり,
源俊頼とならぶ当時の歌壇の指導者。
「金葉和歌集」以下の勅撰集に
約100首がはいっている。

永縁 ヨウエン又はエイエン
1048-1125 
平安時代後期の僧。
初音ハツネの僧正
和歌にたくみ「金葉和歌集」などに詠歌あり

源顕仲 ミナモトノアキナカ
1064-1138 
平安時代後期の公卿クギョウ,歌人。
勅撰集には「金葉和歌集」以下に
24首はいる。

とても覚えられない
写真は今日のお菓子
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