ゆく年の惜しくもあるかな
ます鏡見るかげさへにくれぬと思へば 紀貫之
今日は茶事
ソノさんの歳暮の茶事である
本席の掛けものは
近衞信尋筆
コノエノブヒロ
江戸前期の公卿。
後陽成天皇の第四皇子。
近衞信尹の養子
近衞家19代目当主。
歌は
紀貫之の和歌
古今和歌集
詞書コトバガキは
歌奉ウタタテマツれと
おほせられし時に
よみて奉れる
「ます鏡」は
真澄みの鏡=
澄んでいてはっきりと映る鏡
当時は旧暦
生まれた年で一歳
そして新年ごとに
一歳年を重ねる
明日は
また一歳年を重ねる
と思うと
余計に過ぎ行く年が
惜しい気がしてしまう
ソノさんの初めての茶事ゆえ
花入は出船に掛けた
たくさんの宝物を見つけに
出航する気持ちだ
茶事は
立ったり座ったり
普段以上に動かねばならず
さぞかしお疲れのことだろう
ゆっくりお休み下さい
水屋も私も
次への力を蓄えて
またね
ます鏡見るかげさへにくれぬと思へば 紀貫之
今日は茶事
ソノさんの歳暮の茶事である
本席の掛けものは
近衞信尋筆
コノエノブヒロ
江戸前期の公卿。
後陽成天皇の第四皇子。
近衞信尹の養子
近衞家19代目当主。
歌は
紀貫之の和歌
古今和歌集
詞書コトバガキは
歌奉ウタタテマツれと
おほせられし時に
よみて奉れる
「ます鏡」は
真澄みの鏡=
澄んでいてはっきりと映る鏡
当時は旧暦
生まれた年で一歳
そして新年ごとに
一歳年を重ねる
明日は
また一歳年を重ねる
と思うと
余計に過ぎ行く年が
惜しい気がしてしまう
ソノさんの初めての茶事ゆえ
花入は出船に掛けた
たくさんの宝物を見つけに
出航する気持ちだ
茶事は
立ったり座ったり
普段以上に動かねばならず
さぞかしお疲れのことだろう
ゆっくりお休み下さい
水屋も私も
次への力を蓄えて
またね