月に一度
ラッシュの時間に電車に乗り
茨城からお稽古にやってくる
お弟子様のびーさん
今日は灰匙持参で灰型の勉強をしたいとか
すでに眉風炉と道安風炉に炭が入っていたが
朝鮮風炉と鐶付風炉は
茶会で使ったあとそのまま置きっぱなしだった
ちょうど良いからと
ゴミを篩って綺麗にして
二文字の灰型をつくってみせた
自宅では道安風炉にいつも炭をいれ
お稽古しているそうなので
稽古のたびに灰型をしているらしい
不安ならば習いに行くことを勧めたが
その時間はないという
風炉の茶事には
灰型をすることが必須となる
灰型にも真行草がある
真=鱗灰
行=二文字押切・丸灰押切・向一文字前谷・
遠山(一つ山・二つ山・左勝手)・向山
草=二文字掻上・丸灰掻上・藁灰
風炉種類により真行草が決まり
灰型も真行草の中から選ぶものだ
稽古のときは
風炉を二つ出し
炭を熾し釜を掛けてから
お弟子様が見える
そのため
灰型は私目がサッとつくっておく
でも
茶事の亭主になると
灰型もご馳走なので
出来る人はだいたい茶事前日に
灰型は亭主自身がつくる
いつ亭主になっても良いように
点前の稽古のみならず
灰型も
日頃から修練しておくことが必要
もっとも電熱器の風炉を使えば
その必要がない
灰型をつくることも
後始末もないから
かんたんに風炉の茶のお稽古が出来るが
何かしら物足りない感を拭えない
炭が元気に熾り釜の湯が
湧いていると
なぜが安心するものだ
松風のその音や炭の熱気を感じることも
間違いなく癒しの一つだと
私は思う
ラッシュの時間に電車に乗り
茨城からお稽古にやってくる
お弟子様のびーさん
今日は灰匙持参で灰型の勉強をしたいとか
すでに眉風炉と道安風炉に炭が入っていたが
朝鮮風炉と鐶付風炉は
茶会で使ったあとそのまま置きっぱなしだった
ちょうど良いからと
ゴミを篩って綺麗にして
二文字の灰型をつくってみせた
自宅では道安風炉にいつも炭をいれ
お稽古しているそうなので
稽古のたびに灰型をしているらしい
不安ならば習いに行くことを勧めたが
その時間はないという
風炉の茶事には
灰型をすることが必須となる
灰型にも真行草がある
真=鱗灰
行=二文字押切・丸灰押切・向一文字前谷・
遠山(一つ山・二つ山・左勝手)・向山
草=二文字掻上・丸灰掻上・藁灰
風炉種類により真行草が決まり
灰型も真行草の中から選ぶものだ
稽古のときは
風炉を二つ出し
炭を熾し釜を掛けてから
お弟子様が見える
そのため
灰型は私目がサッとつくっておく
でも
茶事の亭主になると
灰型もご馳走なので
出来る人はだいたい茶事前日に
灰型は亭主自身がつくる
いつ亭主になっても良いように
点前の稽古のみならず
灰型も
日頃から修練しておくことが必要
もっとも電熱器の風炉を使えば
その必要がない
灰型をつくることも
後始末もないから
かんたんに風炉の茶のお稽古が出来るが
何かしら物足りない感を拭えない
炭が元気に熾り釜の湯が
湧いていると
なぜが安心するものだ
松風のその音や炭の熱気を感じることも
間違いなく癒しの一つだと
私は思う