村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

鈞窯の茶碗

2019-05-21 01:20:17 | 茶道具、古美術、骨董
日曜日の茶会で
鈞窯のお茶碗が登場した
独特の釉薬なので
すぐわかったが
隣のお客様が
何ですか[キンヨウ]って
と聞かれた

「中国の陶磁器で平均台の均と
窯場の窯と書きます」と答えたが
普通は鈞窯と書くかな

中国の元時代だと思っていた
澱青釉または月白釉といわれる
マットな青い釉薬が厚く掛かり
黄瀬戸のタンパンのように
紫色の発色する釉薬を吹き付けている
土は細かくねっとりした赤い土だった

ネットで調べると
鈞窯キンヨウ
均窯とも書く。
中国,河南省禹県神きん鎮で,
宋~元代に盛大に焼かれた陶磁窯,
およびその磁器。
禹県が明初に鈞州と呼ばれていたため
この名がある。
汝窯址,修武窯址からも
同種の陶片が出土している。
素地 (きじ) は半透明で,
肌色は鮮かな青色から青白色まで変化が多く,
なかには銅釉を用いて,
斑文や一部分に紅紫色を発色させた
特殊な技法もみられる。
器形には鉢,碗,皿,香炉,壺,瓶,
植木鉢などがある。
(コトバンクより)

鈞窯の土を見たのは初めてだ
茶会に出かけると
何かしら
新しいことを知り得る
勉強になった

コメント
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