昨日の続き
謡のはなし
東北トウボクの謡に
シテ「これまでぞ花は根に」
地謡「今はこれまでぞ花は根に。
鳥は古巣に帰るぞとて」
とある
これは崇徳院の御製よりとったもの
和泉式部が方丈に帰るを
鳥は古巣に帰るぞ
と掛けて謡ったものだろう
花は根に
鳥は古巣に帰るなり
春の行くへを
知る人ぞなき
崇徳院・千載和歌集
今日は村雨庵の水曜稽古
掛けものは
藤原時代の経切の大般若経
桜に公逹の絵
筆者は狩野常川院
狩野 常川幸信ジョウセン ノブユキ
(1717~1770)
浜町狩野家の三代目、
狩野邦信の次男。
絵の掛け軸は
ほとんど
何かの和歌に添って
描かれている
と
習った
桜の和歌にも色々ある
今日は
この和歌
春霞
たなびく山の
桜花
見れどもあかぬ
君にもあるかな
紀友則
謡のはなし
東北トウボクの謡に
シテ「これまでぞ花は根に」
地謡「今はこれまでぞ花は根に。
鳥は古巣に帰るぞとて」
とある
これは崇徳院の御製よりとったもの
和泉式部が方丈に帰るを
鳥は古巣に帰るぞ
と掛けて謡ったものだろう
花は根に
鳥は古巣に帰るなり
春の行くへを
知る人ぞなき
崇徳院・千載和歌集
今日は村雨庵の水曜稽古
掛けものは
藤原時代の経切の大般若経
桜に公逹の絵
筆者は狩野常川院
狩野 常川幸信ジョウセン ノブユキ
(1717~1770)
浜町狩野家の三代目、
狩野邦信の次男。
絵の掛け軸は
ほとんど
何かの和歌に添って
描かれている
と
習った
桜の和歌にも色々ある
今日は
この和歌
春霞
たなびく山の
桜花
見れどもあかぬ
君にもあるかな
紀友則