村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

身の憂さを

2019-03-26 23:44:18 | 紫廼茶話会
身の憂さを
思ひ知らでや
やみなまし
背く習ひの
なき世なりせば
西行

身のうさを
忘れてむかふ山ざくら
花こそ人を
世にあらせけれ
烏丸光広

う‐さ【憂さ】とは
気持ちが晴れないこと。
思うに任せない、
つらい気持ち。
「憂さを晴らす」
(デジタル大辞泉の解説)

今のところ
年齢のせいもあり
体は思うようには
いかないが
気持ちは 晴れてる
雲もなく晴天だ


今日は紫兎先生のお茶のお稽古
茶席の床は
烏丸光広の詠草
上の歌ではない


烏丸 光広
カラスマルミツヒロとウィキペディアにはあったが
私はカラスマミツヒロといつも言い慣れている


日本大百科全書(ニッポニカ)の解説では
烏丸光広(からすまみつひろ)だ
(1579―1638)60才で亡くなる

烏丸 光広(からすまる みつひろ)は、
江戸時代前期の公卿・歌人・能書家。
准大臣烏丸光宣の長男。
官位は正二位権大納言。
細川幽斎から古今伝授を受けて
二条派歌学を究め、
歌道の復興に力を注いだ。
(ウィキペディアより)

写真は表具の布
紺色の繊細な文様の
中回しはどんす
上下は普通無地のシケが多いが
薄水色の文様がある
これもどんすのようだ
いつか布地の名前が分かるとよいなあと
写真に撮ったものだ

コメント
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