村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

桃さくら雛の茶事

2019-03-24 23:41:06 | 村雨庵 茶事茶会
今日は古志ちゃんの初めての茶事
ひな祭りの取り合わせだが
思いの外
桜の開花が早くなり
桃さくら雛の茶事ということに

ご正客様は想望庵さま
ご連客さまは
そのお弟子様お二人
そして急だが
古志ちゃんの息子さんの凛々君が
前座だけ参加
これから大学生になる凛々君は
今回初めて本懐石を経験した
そして村雨庵の茶事では
今回 初めての
二十歳未満のお客様でもある
初めての茶事の亭主が母親とは
願ってもそうそう無い
羨ましいの一言だ

茶事百辺おぼろ月
何度も何度も
茶事をしよう


寄付は立雛の図
その前に
お菓子とお茶
お雛様の雪洞ボンボリを灯し

茶室も初座から
風炉先前に雪洞を灯す
雰囲気が変わる

写真は後座
床は薩摩焼の花入
鼓の形
花はさくらと椿 赤角倉
道具畳に徒然棚
水指はイスラム陶
棚の蓋置は紫交趾の壺々透
中村翠嵐造

花はクマショウさんちの桜
いつもは懐石を作る役が多かったが
今日は露地の担当
露地もけっこう大変だ
お客様がいらっしゃる前に
蹲に水を張り
たっぷり打ち水をしておく

時間が近づくとまずは打ち水
お客様が席入をなさったら
蹲に柄杓を出しておく

初炭
懐石
菓子
中立

中立の前に打ち水をしておく

後入し
濃茶
後炭
薄茶

薄茶器の拝見
頃合いを見計らって
打ち水

その後寄付に戻り
愈々さよならの前にまた
打ち水

少し朝方は寒かったが
天気も頗る良く
快適な一日
茶事日和であった

コメント
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