村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

五月雨

2014-06-12 23:52:10 | 村雨庵 稽古 
五月雨に御物遠や月の顔 芭蕉

御物遠オンモノトオシは
離れている、遠い、よそよそしい・・・とか

木曜稽古
すでに梅雨に入ったらしい
しとしと 雨は止まずいたが
夕方には晴れた
淡々斉好みの荒磯棚を
点前畳に据える
結構大きく夏には暑苦しいかも
今日は
冷房も必要ない位の気温である
入子点の点前に使う


短冊は
待たせたる飛ばぬ月夜のホトトギス 縫女




今日の夜の最後のお弟子様デレラ嬢を
木戸まで送ると 月が天上に光っている
明日は暑くなると 誰か言った


写真は魚籠に夏椿



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ザクロの花

2014-06-12 00:27:10 | 村雨庵 稽古 
今日掛物は前田青邨の複製画
石榴の絵である

石榴の花を知っていますか
「紅一点」のことわざは
緑の中で咲く石榴の花だ
とテレビで見ましたと

勿論知っている
オレンジ色の赤い花だが
丁度今頃咲いている
6、7月が花期
原産地は、
トルコ、イランから北インドのヒマラヤ山地にいたる西南アジアとする説、
南ヨーロッパ原産とする説
およびカルタゴなど北アフリカ原産とする説などがある。
そうだ

また故事ことわざ辞典によると
【紅一点】
「万緑叢中紅一点」の略。
多くの緑の葉の中に、ただ一輪、紅色の花が艶やかに咲いている意味から。
王安石の詩『石榴を詠ず』に
「万緑叢中紅一点、人を動かすに春色多きを須いず
(人の心を動かす春の景色に多くのものは要らない。
赤い一輪の花だけで充分だ)」とあるのに基づく。

多くの平凡なものの中に、
一つだけすぐれて異彩を放つものが存在することのたとえに用られた。
とあった
花言葉は優美、円熟した優美、優雅な美しさ




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