村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

護国寺の茶会

2013-12-14 21:57:56 | 茶事 茶会 
朝 五時には起き 六時には家を出る
先生からのお達しがあっての早さなのだが
まだ夜明け前 
寒く暗い

護国寺の駅に 七時十五分着
今日は茶会だ





大口樵翁流儀復興記念茶会
濃茶が二席と薄茶席が二席
濃茶席の月窓軒席の床は夢窓疎石筆
花入は鳳凰耳の砧青磁
寒牡丹の見事なるに 感嘆の声があがる
水指は塗の割蓋の萬暦赤絵
茶入は東山御物の古瀬戸鶴首だとか
座った席の後ろあたりに飾られており
何となく神々しい
点前で使われたのは宗旦在判の利休大棗である
茶杓は石州

新書院の薄茶席 
床は室町時代中期の画僧 赤脚子筆
赤脚子は生没年不詳
東福寺明兆系だが伝歴は不明と説明にあった

席を待つ間の寒い事 
お寺は芯から冷えて寒くなるようだ
待つのをあきらめて濃茶の一席は入らずに帰る事に決めた
見上げると晴れた空は透き通るような水色
お寺の空気はことさら綺麗な気がする
松風様サカチカさんとウランちゃんと
護国寺近くのジョナサンで暖と小腹をちょっと満たし
一時間以上お喋りしてすっかりリラックス
有楽町小洞天でビールとシュウマイと焼きそば
これでお腹も充分満たされたところで 
完了だ


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コメント (6)
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