村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

行きかふ空の通ひ路は

2010-09-04 23:27:18 | 短歌・俳句の事
昨日の続きの話しだが
空を見上げた松風さまが
つと つぶやく
こういう空を見ると
古今集の
夏と秋と行きかふ空のの歌を思い出すの

それを聞いた紫兎様も
夏と秋と行きかふ空のかよひぢはかたへ涼しき風や吹くらむ
と詠う
松風様続けておっしゃる 
凡河内躬恒ですね


わたくしめ ひとことも話しに参加出来ず
空の写真を撮った

夏と秋と行きかふ空の通ひ路はかたへすゞしき風や吹くらむ
・古今集・凡河内躬恒

知らない歌は覚えよう


明日は茶会
買っておいた濃茶と薄茶を200gづつ 漉す
持って行く茶道具をそろえる
香合を忘れていたので
飾るための古袱紗も一緒に包んだ
あと懐紙やふくさ等を調べて
明日の着物の用意すれば準備は完了だ
当日の会費を集め無くてはならず
その清算もある

残るはあすの朝 花を切り持っていく


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コメント
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