新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

角野隼斗の全国ツアー、ファイナルを配信で

2022年02月21日 | 音楽
素晴らしい配信コンサートでした。福岡公演に行けなかった、いや行かなかった悔しさの溜飲がスーッと下がっていきました。

配信のコンサートですが、会場と同じく18時にパソコンの前にスタンバイ。開演を待つワクワク感はライブの会場に近いものです。
違うところはコーヒーと「クルミッ子」持参のところです。

「Chopin, Gershwin and…”」のタイトルのコンサートは前半はショパンのピアノソロ。独自の作曲もありました。
ショパンコンクールの時のような緊張感がないのが観客としてもほっとします。やっぱり「コンサート」はいいですねぇ。

後半が東京フィルとの共演で「ガーシュイン:ピアノ協奏曲ヘ長」、これを聴きたかったのです。
途中でピアニカも入りました。ショパンのマズルカにリズムを見つけたという角野さんにはこの曲が似合います。

以前から、ピアニカやトイピアノなど使って、体でリズムを取りながらピアノを弾く・・・、そんな新しい解釈が強く心を惹きます。
自宅から持ち込んだというアップライトピアノは全面のカバーが外されています。
そのピアノでアンコール曲「ショパン:ピアノ協奏曲第1」の2楽章。
柔らかく、美しく、強さを抑えた澄んだ音色は、初めて聴く様な新鮮さがありました。
幸いアーカイブは二週間聴けるようになっています。

オーケストラが退場してプログラムが終了した後は、アンコールタイム。
いつものYoutuberのノリで「写真OKです。パシャパシャの音とセッションしますから」と視聴者参加型。「子犬」のコロコロと転がり回るメロディが流れました。

そんな許可された顔写真です。

スタンディング・オベイションの拍手が鳴り止まず、なんとアンコール3曲目はポロネーズ「英雄」。
アンコールだけで「第3部」みたいになりました。
2時間予定が2時間半になりましたが、会場5000人の観客と配信に相当感激されたようで、このようなサービスの形になって現れたと思います。

配信コンサートがいいのは、ステージの前から後ろから横から映像が映し出されることです。会場では見られません。
右指に絆創膏が・・・。以前の配信のときも絆創膏があったっけ。
そんな細かいところまで見えます。



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