goo blog サービス終了のお知らせ 

新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

「麒麟がくる」→松永久秀→茶道具→茶入「松永」→福岡市美術館コレクション室

2020年02月23日 | 福岡市美術館
「麒麟がくる」の吉田鋼太郎の松永久秀役がかっこいいですね!久秀は極悪人との評価もありますが、茶道具収集には素晴らし才能があったようです。茶入「九十九茄子」や「平蜘蛛の釜」の話は余りにも有名ですが、彼が収蔵していたその一つが福岡市美術館(1F松永記念館室)に展示されています。

《唐物肩付茶入 銘「松永」》(中国・明時代)です。
ただ茶入のみを展示するのでなく、長い年月の間、所蔵者が変わるごとに一回りずつ大きな立派な箱に入れられ、箱書きもなされ、茶道具が如何に大切に扱われ保存されてきたか、その変遷が一目瞭然です。粋な展示方法がとても新鮮に感じます。茶入がグーンと存在感を増し、押し出されて別物みたいに感じました。

福岡市美術館のコレクションは洋画・日本画・古美術と美術界でも評価が高く、古美術は1階のコレクション展示室に展示されます。
隣の展示室では「近世絵画名品展」で岩佐又兵衛の36歌仙絵も展示されています。入館料はこんなに盛りだくさんで200円です。
下記の四角い枠の中をクリックすると詳しく見られます。
🎵わかりやすいブログを見つけました。下記のブログには、その美しい茶入れの写真が載っています。
コメント