新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

フィルハルモニア・アンサンブル・ウィーン

2005年11月04日 | 音楽

ween 旅行前に、友人からコンサートのチケット2枚が舞い込んできました。

なんと『ウィーンフィル首席奏者たちによるピアノ五重奏』と願ってもないコンサートです。芸術の秋の「音部門」の嬉しいスタートになり、夫といそいそと出かけました。

演目も一部はマーラー、ベートーベン。二部はシュトラウスとシュトラウスⅡのポルカやワルツでおなじみの親しみのある曲でした。

ピアニストはウィーン在住の日本人、ヒロコ・サガート。コントラバス奏者がミラン・サガート氏だからキットご夫婦だったのでしょうか。

フルオーケストラと違ってアットホームで、ちょっとリラックスして聴けて、室内楽はなかなかいいと思います。

会場も広からず狭からずのいい感じでしたが、コンサートの最中にコントラバスではない音が・・・。「ん?あれは地下からの通奏低音・・・?」。とっさに演奏者に申し訳ないと思ってしまいました。そういえばこの真下に地下鉄が走っていました。ウィーンウィルのメンバーともなれば、こういう会場で演奏することはあまりないと思います。

ウィーンの人はなかなか大らかなのか、そんなことには気にも留めずに、時にはひょうきんな仕草でバイオリンを弾いたり、表情で合図したりと、観客に楽しむ機会を与えてくれました。きっと音楽を愛する人を愛してくれたのでしょう!ウィーンの風を有難うございました!

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