今日撮った土星と木星の画像がこれです。何を撮っているのか全く分かりません。西の地平線低いのは分かっていましたが、ここまで酷いとは想像できませんでした。眼視で見ても土星の姿らしくないので面白味に欠けます。土星がこんな状態なので木星は丸だけ三角だか四角だか分かりません。これならかえって日中高度の高い位置で撮った方がまだいいかもしれません。せっかくの「木星と土星が397年ぶりの「超大接近」」の感動が薄れてしまいます。この接近もあくまで地球から見た両惑星の位置が見かけ上近づいて見えるだけの事なので、実際に接近している訳ではありません。
ついでに月面を撮りましたが、月面も気流が安定していないのでワンショットのお気軽撮影では今ひとつです。しかし昔のフィルム時代から考えると撮った瞬間に画像を見れるのは凄い事です。昔なら撮影して現像に出して仕上がってきて初めて結果が分かるので、それに3日以上かかっていました。自分で現像ができる方はその日のうちに見られたかもしれませんが、そういった人たちは極一部でした。しかしそれはそれで後に感動が大きかったので、今の時代だとその感動が薄れつつあります。
この機材を軽トラックに積み込んで近くの農道まで行って撮影をしましたが、近いので1時間もやれば満足です。うちの近所には天体観測などする人は誰もいないので、夜はほとんど貸切状態です。ただ気になるのは「松原湖スケートセンター」の夜間照明です。ナイター照明が午後9時過ぎまで煌々と点灯しているので、その時間帯は星の撮影などはできません。それが無ければ素晴らしい環境です。とは言ってもスケートセンターの営業期間は短くて来年2月中旬くらいまでしかやっていないので、3ヶ月ほど辛抱すればまた”ダークナイト”が戻ってきます。
ところで明後日23日と24日は発送業務ができません。これからご注文される方はご留意ください。