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おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

HAC125アストロカメラ用新型アダプターを使ってみましたが . . .NJP回転架台

2025-07-02 16:54:15 | ブログ


昨日のブログの続きですが、星が出ないので、日中の遠くの山でライブで見てみましたが、製作したアダプターは特に問題なく合焦もしてくれそうです。できれば星が出てくれたらテストしたいですが、とりあえずは合焦するかどうかの確認でしたので、遠くの風景で合うなら星でも合焦はするでしょう。まだアダプターの調整域に余裕もあるので、星を撮っても合焦はしてくれると考えています。この新型アダプターは、ご要望があればお作りしますが、無ければ特に作って販売するつもりはありません。今回は自分で使うために欲しかったので作っただけです。ただし、新しいDXで純正のままでZWOのカメラがどこまで使えるのか販売店でもその情報を出していないので、分かりません。



アダプターは2点部品構成になっており、調整は現行で作ったものと同様に程よい硬さでピント出しができます。ピントが決まったら固定するためのクランプネジもあるので、基本的には一度決まったらクランプしてM48の部分から外せば、次に使う際にもピントを合わせる必要はありません。ASI585MC Airは、冷却カメラでガイドチップも装備しているのですが、このシステムではイメージサークルが16mmしか無いのでガイドチップは使えないでしょう。

ところでシュミットさんのHPを見て分かったのですが、HAC125DCが在庫品で販売されています。ちょっとびっくりですが、価格も10万円を切るくらいなので、旧タイプを持っていなかった人は購入されるかもしれませんが、YouTubeでDXは、買わない方が良いという事を解説されている方がいますが、イメージの周辺像が良くないとのことで解説しています。それが本当かどうか分かりませんが、単にその個体だけなのか初期ロットだけにそんなことがあったのか不明です。まぁ自分はもうこれがあるので、わざわざ新たなDXを買うようなことはないでしょう。



時折ご注文があって製作している「NJP / JP赤道儀回転架台」ですが、暫くぶりに製作して仕上がったので送りました。カラーは当店で持っている4色のタカハシカラーで旧JP赤道儀に合わせてライトグレーで仕上げました。



NGC7000北アメリカ星雲は、今日の深夜にASI585MC AirとHAC125で撮影しましたが、時間も遅かったので休もうと思って外を見たら天の川がくっきりと見えるほど満天の星空でしたので、テスト的に撮影してみました。他の天体も撮影しようと思ったのですが、何故か赤道儀が繋がらずにこの天体だけを撮りました。最初に機材を立ち上げる時に間違えてASIAIRもONにして赤道儀とASIAIRを繋げた状態で使おうとしたところ、良く考えたらカメラとタブレットは繋がっているのですが、赤道儀とカメラはUSBシリアルケーブルで繋げていなかったことに気がついて接続をしたところ、無事に赤道儀も繋がってコントロールできるようになりました。しかし、しばらく使っていたら突然赤道儀が反応しなくなって接続が切れていることが分かりました。ちょっと原因が分かりませんが、もしかすると電源の供給に関するものなのかもしれないので、ちょっと調べてみようと思います。

いずれにせよ、新たなアダプターが問題なく機能してくれることが分かりましたので、ホッとしました。後はアルマイト処理をして完成です。画像の星像などを見ると、アルマイトしていないので、全体的なコントラストが低いように見えます。またまだピントも合っていないので、処理が終わってから再度きちんとピントを合わせてと思っています。

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