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福田案「低炭素社会・日本」の先は・・

未唯へ。あなたたちの世代、2050年までの道のりは大変です。一番、大変なのは政府がビジョンも理念も持っていないことです。問題を先延ばしすることしか考えられません。だから、あなたたちが自分で考えて、自分で道を切り開いてください。

キムタク総理ではないけど、自分の頭で考えて、それぞれを多様性を認識しながら、それぞれの役割を果たしてください。当てになるのは、ありません。

枝廣淳子さんのメルマガで福田案「低炭素社会・日本」を入手しました。枝廣さんは、これで日本政府がバックキャスティングができる、画期的なものだと評価していました。私には福田さんが自分の名前を残すための手段としか見えません。

福田案として、具体的な政策として出てきたのが、以下の4つです。
 ・革新技術の開発と既存先進技術の普及 ⇒ 技術
 ・国全体を低炭素化へ動かすしくみ ⇒ 仕組み
 ・地方の活躍 ⇒ 地方
 ・国民が主役 ⇒ 個人

これをサファイアとの関係で見ると、(Global、Local)×(Think、Action)に当てはめると、以下の関係になります。
 ・地方 ⇒ TL
 ・個人 ⇒ AL
 ・仕組み ⇒ TG
 ・技術 ⇒ AG

サファイア循環から考えると、肝心なのは、4つの政策のつながり方です。そこをハッキリさせ、才能ある人間を配置しないといけません。

 ・ファシリテーション:技術(AG)を地方(TL)とつなぐもので、地方の論理で技術を使いこなします。

 ・エンパワーメント:地方(TL)と個人(AL)をつなぐもので、市役所、NPOなどが市民が安心して活動できる場を作ります。

 ・インタープリテーション;個人(AL)と仕組み(TG)をつなぐもので、市民の要望を聞き、国などがやり方を変えていきます

 ・リアライゼーション:仕組み(TG)と技術(AG)をつなぐもので、企業などが「思いをカタチに」していきます。

それぞれの内容については、「未唯の手紙」で述べています。

政策を個別に出すのではなく。新しい“型”として、関係を見えるようにして、国民が参画できると同時に、教育体制も変えていく。多様な市民が考えられるようにして、自分で新しい“型”は参画できるようにするためには、「未来の暮らし」のための教育つくりが急務になります。
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