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エコットにはファシリテーターが必要です

未唯へ。土日は本を読むので忙しい。トートバックに12冊入れて、豊田市まで出向き、スタバとオーガニックまでで5冊読了し、図書館に返本。エコットの市民参画のミーティングまでの間に『図書館戦争 別冊』を読んでいました。図書館に順番待ちして、3か月でやっと届きました。どう見ても、ラブコメですね。だけど、勇気がもらえます。

ミーティングの時にエコットと市民のつながりを考えた時に、『さがみはら夢プロジェクト2050』が手元にあるのを思い出しました。市民アンケートを行って、「さがみはら」市の方向を見つけ出そうという市民参加型のプロジェクトです。フィンランドのハメンリンナの環境学習で行われていることの日本版です。速読・多読というのは、さまざまな偶然を作り出してくれます。

スタバのバリスタのYUKさんの久しぶりに会いました。相変わらず、元気でした。就活の様子を聞いたら、TOYは最終面接まで行ったけど、ダメでした。AISに決まり、3月31日までスタバに来るそうです。技術職だから、AISの方がやりがいがあると思います。笑顔で頑張って!

エコットのミーティング参加者は前回よりも減っていました。私は慣れているが、そうでない人にはきついでしょう。人数ではありませんよ。今回は「理念」がテーマです。3年前の市民会議を思い出して、イヤな予感です。具体的にやることには慣れているけど、ちょっと抽象的になると、カオスの世界に入り込んでしまう人が多いのです。彼らはすぐ感情的になるので、なるべく、自分を圧させるようにしました。

この3年間で、社会の構造がかなり分かって来ました。グローバルが分かずに、ローカルの中で考え、行動してもループするだけです。グローバルを含めた循環のなかで、それぞれの場所にいる人のことを考えないとダメです。「自然の中で暮らしたい」「食糧自給率を100%にしたい」「こんなものを作ればいい」という考えを全体の中に位置付けることが大切です。そこから、さまざまな循環が見えるようになり、エコットが存在する理由が見えてくる。

本当に、私のインタープリターがほしい! 相手の心の反応で私の心が痛みます。それと枝廣淳子さんのようなファシリテーターが出てくることがエコットには必要です。「図書館戦争」に興味を持ってくれるような人が! あなたにファシリテーターになってもらいたい。
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ブログも2年半ですね。読者はあいかわらず二人です

未唯へ。このブログも2年半になります。未唯の二十歳の誕生日に「私がそれまでに知ったこと、感じたこと、考えたこと」をまとめて、未唯の世代に渡すために書き始めました。

20年前に沼津駅前の喫茶店のカウンターで、心を空っぽにして、無心でフルートの音が出すために、心の中にあるものを全て書きだすために、雑記帳がベースになっています。

このブログの読者は二人です。私を客観的に見ている「もう一人の私」と、私の思いをカタチにしてほしい「未唯的な女性」です。このメッセージを「未唯的な」女性に届けたくて書いています。

「未唯的な」女性に、本当にやってほしいことは、「内にこもる人にどのようにして希望を与えていくのか」を考え、実現していくことです。この社会はあまりにも先が見えません。環境問題も政治・経済もグローバリズムで覆われています。若者は防衛的に引きこもっています。彼らに本質的なことを考える勇気を与えてほしいのです。ローカルで実現する人とグローバルで考える人が組織の壁を超えないとできません。

2012年の次世代ネットワークのキーワードとして、インターネット(社会)のノウハウをイントラネット(企業)に持ち込むのかを考えていたら、面白い本が手元に届きました。『NGNが変わるネットワークの未来』です。従来のNGN(New Generation Network)の本はネットワーク屋が儲かる仕組みを独善的に書いているので避けていたが、この本は「産消逆転」現象を一つのキーワードとしています。

「産消」とは産業(イントラ環境)と消費(インターネット環境)の関係を表します。従来はイントラの方が優位であったものが、インターネットの方が優位になってきたので、産業(イントラ循環)を変えないといけないということです。これをサファイア循環に当てはめると、ローカルでの変化をうけて、グローバルが変わらざると得なくなっているということです。

グローバルは内から変わることはできないが、ローカルが変われば変われるということが実証されようとしています。

2012年のイントラネットのあり方のメインとなる概念です。グローバルのイントラが変われば、その上のアプリケーション、サーバを変えることができます。

あとは「未唯的な」人がローカルをどんどん変えれば、社会が変わっていきます。
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