毎日、1000件以上のアクセス、4000件以上の閲覧がある情報発信ブログ。花や有機農業・野菜作り、市民運動、行政訴訟など
てらまち・ねっと



 明日は3週間ぶりに、東京・銀座と横浜・駅近くへ治療に出かける。
 それで、コロナや交通・街の人出などを見ておこうとネットで「コロナ・・・」と検索・・・
 すると、 ★≪マレーシア、新型コロナウイルスの変異株を確認-10倍高い感染力≫(ブルームバーグ 2020年8月17日)
     ★≪インド、マレーシア 変異株発見≫(チャイナネット 2020年8月17日)
 とあった。

 ‥そんなことだと、「今開発中のワクチンは???」ということになる。
 それで、今、開発や競争に躍起の製薬会社、その成功を期待しての獲得競争に巨費を投じる各国政府のことが気になっていたので、ワクチンのことをみた。

  ★≪コロナワクチンに対して広がる不安、世界中で「接種受けない」の声≫(CNN 2020.08.17 )
  ★≪ワクチン開発、急ぐべきでない 免疫学の第一人者が警鐘≫(東京 2020年8月8日 ) /期間を短縮すると重大な副作用を見逃す恐れ/抗体できても役に立たない場合も/「悪玉抗体」が作られる恐れ

 当然のことなのに、しばらく前に、ロシアが強行して使い始めたニュースがあった。
  ★≪ロシア、新型コロナワクチンを世界初承認-臨床試験は未完了≫(ブルームバーグ 2020年8月11日 )
  ★≪世界で拙速な新型コロナワクチン承認促す可能性、ロシア先行で≫(ブルームバーグ 2020年8月17日 )
  ★≪DNA・mRNA・ベクター… 多様なワクチンの違いは?≫(日経 2020/7/27 )

 世界各国の政府は焦って競争している。
  ★≪食うか食われるか…新型コロナ 大国が煽る「ワクチン・ナショナリズム」≫(AnswersNews 2020/08/03 )
  ★≪コロナワクチンの成否、感染者急増で秋にも判明か≫(wsj ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2020 年 7 月 28 日 )

 気持ちの良くない話ばかり。
 ととと、と。ま、以上の所を記録しておいて、明日は、消毒用のシュッシュッは常時胸ポケットに入れて、新幹線の座席回りもまずシュッシュッして、東京駅に新幹線が着いてから3分後に出る京浜東北線(山手線はその2分後に来る)に飛び乗って、一つ目の有楽町で降りて、銀座のクリニックまでは速足で5分から6分。10時半予約に滑り込み・・・そのあとも、時計がイメージできるぐらい、春から通ってきた。
 気を付けて行ってこよう。

 なお、昨日8月16日の私のブログへのアクセスは「閲覧数6,288 訪問者数1,937」。
 夕方のウォーキングは昨日より快適な風だった。今、21時半の気温は29.4度。
 明日の東京は、岐阜よりは涼しそう。

人気ブログランキング参加中 = 今、1位から2位  ↓1日1回クリックを↓  ★携帯でも クリック可にしました →→ 携帯でまずここをクリックし、次に出てくる「リンク先に移動」をクリックして頂くだけで「10点」 ←←
 ★パソコンはこちらをクリック→→人気ブログランキング←←ワン・クリックで10点

●マレーシア、新型コロナウイルスの変異株を確認-10倍高い感染力
 ブルームバーグ 2020年8月17日 13:17 Yudith Ho
インドからの帰国者から始まったクラスター、少なくとも3人検出
変異株は「D614G」と呼ばれ、世界の他の地域でも確認されている
感染力が10倍高いことが判明している新型コロナウイルス株がマレーシアで確認された。

  「D614G」と呼ばれるこの変異株は世界の他の地域でも確認されているが、レストランのオーナーから始まったクラスターの感染者45人のうち少なくとも3人に見つかった。この男性はインドから帰国した後、14日間の自宅隔離措置に違反した。このウイルス株はフィリピンからの帰国者を含む別のクラスターでも確認された。

  マレーシアは新型コロナの感染再拡大をおおむね阻止してきたが、ここにきて新たな感染者数が増加傾向にある。15日には26人の新規感染者が確認され、7月28日以来最多となった。16日の新たな感染者は25人だった。

●インド、マレーシア 変異株発見
      チャイナネット 2020年8月17日 11:24:21
・・・(略)・・・マレーシアで拡散速度10倍の変異したウィルス株が見つかる
 近頃、多くの国が新型コロナウイルスの変異を発見したと報告している。インドのPTI通信(Press Trust of India)は15日、インド東部オリッサ州の研究チームは1536点のサンプルのシークエンシングを行い、初めてインドで2つのウイルス系統を報告し、73種の変異した新型コロナウイルス株を発見したと報じた。

 マレーシア保健省のヌル総監は16日、同国の新型コロナウイルス感染例のうち4例がD614G変異ウイルス株だと確認したと述べた。また、この変異したウイルス株の拡散速度は一般的なウイルス株の10倍速いという。

●コロナワクチンに対して広がる不安、世界中で「接種受けない」の声
     CNN 2020.08.17 18:05
各国が新型コロナウイルスのワクチン開発を急ぐ中、たとえワクチンが近いうちに利用可能になったとしても、接種は受けないという人が世界中で増えている。

フロリダ州の元看護士、スーザン・ベイリーさん(57)もその1人。インフルエンザをはじめとする各種の予防接種は毎年必ず受けてきた。
「私はワクチン反対派ではない。子どもは2人ともあらゆるワクチンを受けさせている。しかし現在の新型コロナウイルスのワクチンは接種しない」とベイリーさんは言い切る。
「私には基礎疾患がある。ワクチンでどんな影響が出るのか、十分に時間をかけた研究を行ってほしい」

・・・(略)・・・ワクチンの最終目的は集団免疫の獲得にある。つまり、感染が拡大しにくくするためには十分な数の人口が免疫を獲得しなければならない。今年6月のファウチ所長の予想では、ワクチンの有効率は70~75%程度。人口の3分の2しか接種を受けないとすれば、集団免疫が達成されるとは思えないとファウチ所長は述べていた。
・・・(以下、略)・・・

●ワクチン開発、急ぐべきでない 免疫学の第一人者が警鐘
    東京 2020年8月8日
 新型コロナウイルス収束の鍵と期待されるワクチン。政府は海外の大手製薬会社から早期に大量調達しようと動いている。日本免疫学会長などを務めた大阪大免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之招聘教授は、コロナはワクチンが作りにくい厄介なウイルスだと指摘し「国内で慎重に臨床試験をしないと効果は確かめられず、期間を短縮すると重大な副作用を見逃す恐れもある」と警鐘を鳴らす。(森耕一)

◆抗体できても役に立たない場合も
 宮坂さんには苦い経験がある。かつて研究で飼育していたマウスの間で、コロナウイルスの大量感染が起きた。「調べると、感染したマウスは抗体を作るが治らない。免疫を回避する能力の高い厄介なウイルスだと思った」と振り返る。
 ワクチン開発で世界のトップを走る製薬会社は、バイオテクノロジーを駆使する「遺伝子ワクチン」という技術を活用。「接種したら抗体ができた」と効果を発表している。宮坂さんは「遺伝子ワクチン技術は有効である可能性が高い」と認める一方、「できた抗体の量が十分かどうかも分からない。コロナの場合、抗体ができても役に立たない場合がある」と指摘する。

◆「悪玉抗体」が作られる恐れ
 それどころか、感染時にかえって病気を悪化させる「悪玉抗体」が作られる恐れがあるという。悪玉抗体がウイルスと結びつくと、全身の免疫細胞の1種が感染してしまう。抗体依存性免疫増強(ADE)と呼ばれる症状だ。新型コロナに近いSARSの動物実験で確認されており、宮坂さんは「コロナウイルスが手ごわい理由」と話す。
 こうした副作用を防ぐため、ワクチン開発ではまず動物実験から始め、次に少人数の接種、最後は数千~1万人規模で接種して効果と安全性を調べる必要がある。ADEは個人差も大きく、宮坂さんは「安全性や予防効果は、大規模な接種から1年程度経過しないとわからない」とみている。
 海外の臨床試験で承認されたワクチンが、すぐに国内でも承認される可能性が高い。宮坂さんは「過去には海外の承認薬をそのまま国内で使って重大な副作用が起きた例がある。人種差もあるので国内で試験をするべきだ」と訴える。

◆手順を踏まずに接種をすれば人体実験に
 開発を急ぐあまり、試験に時間をかけない動きには「きちんと手順を踏まずに接種をすれば人体実験になってしまう。効果の低いワクチンで安心し、かえって感染を広げることも。効いたらもうけものだという考えではだめ。有効なワクチンの開発には2年はかかるだろう」と指摘する。

●ロシア、新型コロナワクチンを世界初承認-臨床試験は未完了
       ブルームバーグ 2020年8月11日  Jake Rudnitsky
ロシア開発のワクチン、10月にも大規模な接種を開始する計画
プーチン大統領、自身の娘の1人も接種したと公表
ロシアは新型コロナウイルス感染症(COVID19)のワクチンを世界で初めて承認したと、プーチン大統領が発表した。臨床試験はまだ完了していないが、大規模な接種を速やかに開始することに期待を示した。

  プーチン氏は11日、テレビ放映された政府会合で、「新型コロナウイルス感染症に対する世界で初めてのワクチンが今朝登録された」と発言。自分の娘の1人がすでに接種したと明らかにした上で、「大量生産を間もなく始めることができると期待している」と語った。

  このワクチンはモスクワのガマレヤ研究所とロシア直接投資基金が開発したもので、第3相試験を先週開始したばかり。試験完了は1月までかかる可能性があるが、承認で来月から生産が始まり、当局者らは10月にも市民の大規模な接種開始を計画している。

  ゴリコワ副首相は同じ会合で、医療関係者を対象とした接種が月末までに開始できる可能性があると述べた。

  新型コロナウイルスのワクチン開発を巡っては、世界的な競争が起きている。アストラゼネカやモデルナなどの企業は現在最終段階の臨床試験を実施しているところで、間もなく結果が判明すると見込まれる。一部の製薬企業は、ロシアの性急な承認は危険だと警告。世界保健機構(WHO)のデータベースでは、ロシアのワクチンはまだ第1相試験の段階でしかないとされている。

●世界で拙速な新型コロナワクチン承認促す可能性、ロシア先行で
   ブルームバーグ 2020年8月17日 6:32  John Lauerman、James Paton
ロシアに負けまいと検証不十分なまま実用化急ぐ恐れも-専門家
安全・有効性未確認のロシア、10月にも国内で大規模接種を計画

ロシアが治験で安全性や有効性が確認される前に新型コロナウイルスのワクチンを承認したことにより、他の国々のワクチン開発でも公衆衛生より政治が優先されるのではないかとの懸念が生じている。

  ロシアは10月にも国内で大規模な接種を開始する計画。これが他の国々の政府への圧力となり、衛生当局を無視して重要なプロセスなしでワクチンを承認し、接種を受ける人々をリスクにさらす恐れがある。ロシアのワクチンで大きな問題が生じれば、ワクチン自体への信頼性が損なわれる可能性がある。

  米フィラデルフィア小児病院のワクチン教育センター長で感染症専門家であるポール・オフィット氏は、検証が不十分なままでワクチンを提供した場合、有害な影響をもたらしかねないと指摘。「こうした場合、他の国・地域の首脳が『見たまえ、ロシアはやっているじゃないか。これで十分だ。ロシアがこれで十分とするなら、われわれは負けるわけにはいかない。国民を守らなければならない』と言いだすこともあり得る」と述べた。

●食うか食われるか…新型コロナ 大国が煽る「ワクチン・ナショナリズム」
    AnswersNews 2020/08/03
[ロンドン/シカゴ、ロイター]COVID-19ワクチンをめぐり、世界が「食うか食われるか」の争奪戦を繰り広げている。これは、ワクチンを一括購入して世界中に公平に配分することを計画している国際機関が最も恐れていたことだ。彼らは、いくつかの富裕国が自国民のためにワクチンを抱え込もうとしている姿を、呆然と見守っている。

米国や英国、さらにはEU(欧州)が、ファイザー、ビオンテック、アストラゼネカ、モデルナといったワクチン開発で先行する企業と相次いで供給契約を結んでいる。専門家は、こうした動きがパンデミック終息に向かう世界的な推進力を弱めていると指摘する。

GAVIアライアンスは、COVID-19ワクチンへの迅速かつ公平なアクセスを確保するため、「COVAX」と呼ばれるスキームをWHO(世界保健機関)などと共同で立ち上げた。GAVIのセス・バークレー事務局長は「一国の政府が個別に製薬企業と取り引きするのは、最適な方法ではない」と話している。

ファイザーは、EUやそのいくつかの加盟国との間で、ワクチンの供給について協議していることを明らかにした。英国は7月29日、グラクソ・スミスクライン、サノフィの2社と、ワクチンの供給契約を結んだと発表した。
専門家は憂慮
国境なき医師団によると、こうした動きが「富裕国によるワクチン争奪戦」に油を注ぎ、「ワクチン・ナショナリズムという危険な傾向」を煽っている。

懸念されるのは、今回のパンデミックにおけるワクチンの供給と配分が、2009~2010年の新型インフルエンザと同様の事態を引き起こすことだ。この新型インフルエンザは症状が軽く、最終的に流行は沈静化したため、ワクチンの不均衡が感染や死亡に与える影響は限定的だった。

しかし、COVID-19の脅威はそれよりはるかに大きい。世界中の多くの人々を無防備にさらしておくことは、個々人にとって害となるだけでなく、パンデミックとその被害を拡大させることになると、専門家は言う。

「いくつかの国は、まさに我々が恐れていた行動に出ている。他国のことなど構っていられない、と」。米国際開発庁の元部長で、現在は非営利団体「ワン・キャンペーン」のCEOを務めるゲイル・スミス氏は、こう懸念する。

COVAXは、WHOやCEPI(感染症流行対策イノベーション連合)などが共同で運営しており、寄付による支援を望む90の貧困国が参加している。この枠組みには英国など75を超える富裕国も関心を示しているが、その中に米国や中国、ロシアは含まれていない。EUの情報筋によると、欧州委員会はEU各国に対し、COVAXを通じてCOVID-19ワクチンを購入しないよう呼びかけているという。

「ワクチンの供給をロックしようとする一部の国の動きは、多国間調達の取り組みと競合している」。外交問題評議会のグローバルヘルスプログラムでディレクターを務めるトーマス・ボリーキー氏は憂慮する。「ワクチンは限られた資源だ。製造を拡大することは可能だが、それも限界がある」

自国優先でパンデミックは終わらない
専門家は、現在行われている後期臨床試験で複数のワクチンが有効性を証明できた場合、年末までに合理的に期待できる供給量は世界全体でおよそ20億回分と見積もっている。COVAXの目標は、参加国の人口の少なくとも20%にワクチンを配布することだ。

GAVIのバークレー氏は、利己的な国や地域が自国民のためにワクチンを抱え込むようなことをすれば、パンデミックをコントロールすることはできなくなると述べている。

彼は「一握りの国がワクチンを持っていたとしても、ウイルスはワクチンのない国で猛威を振るうだろう」とし、こう続ける。「このウイルスは稲妻のように動き回る。流行を世界全体で終息させなければ、商売も、観光も、旅行も、貿易も行うことはできない」

バークレー氏やスミス氏などの専門家は、パンデミックの終息とは、一部の国だけで感染拡大を終わらせることではなく、世界全体で流行を終息させることだと指摘している。

●DNA・mRNA・ベクター… 多様なワクチンの違いは?
      日経 2020/7/27
現在、世界で進んでいる新型コロナウイルスのワクチン開発の特徴は、古典的なものから先端的なものまで、多様なモダリティ(治療手段)のワクチンが一挙に開発されていることだろう。公衆衛生上の緊急事態に、製薬企業やスタートアップ、研究機関が自ら保有する基盤技術を活用し、続々とワクチン開発に参入している状況だ。

主なものだけでも、(1)ウイルスベクターワクチン(2)メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン(3)DNAワクチン(4)組み換えたんぱく質ワクチン(5)組み換えウイルス様粒子(VLP)ワクチン(6)不活化ワクチン――と様々で、誘導できる免疫応答の種類なども異なる。

製造供給能も製造工程もモダリティごとに異なることから、「世界中のあらゆる製造施設を活用し、少しでも多くのワクチンを供給できるようにするため、多様なモダリティが開発されることは望ましい」(ある研究機関の研究者)。

ただ、組み換えVLPワクチンや不活化ワクチンなどは相当数の投与実績を有する一方で、ウイルスベクターワクチンやmRNAワクチンなど、これまで承認されたワクチンがほとんどなく、投与実績が蓄積されていないものも目立つ。業界関係者は「実用化されても、モダリティごとにリスクとベネフィットのバランスが異なるだろう」と指摘する。

もっとも、同じコロナウイルスを原因とする、重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)に対するワクチンは実用化されていない。新型コロナウイルス感染症にどのモダリティが適しているかは、やってみなければ分からないというのが実態だ。

業界関係者からは、「品目数は少ないだろうが、複数のモダリティのワクチンで安全性、有効性が示される可能性はある。流れとしては、日米欧ではまず、ウイルスベクターワクチンやmRNAワクチンが登場し、その後で組み換えたんぱく質ワクチンや不活化ワクチンが使われることになるのでは」との声や「初めに出てくるウイルスベクターワクチンやmRNAワクチンは、供給量が限られると予想されるので、まずは高齢者や医療・介護従事者を対象に接種されるのではないか」との声が聞かれている。
・・・(以下、略)・・・

●コロナワクチンの成否、感染者急増で秋にも判明か
   wsj ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2020 年 7 月 28 日 10:46  By Peter Loftus
米国をはじめ世界中で新型コロナウイルスの感染者が急増していることで、予防ワクチン候補の成否が早期に判明する可能性が出てきた。
 ワクチンが有効であることを証明するには、特定数の被験者がまず標的とするウイルスにさらされる必要がある。ワクチンを投与されている被験者の方が投与されていない層と比べて、罹患(りかん)数が著しく低いことを研究者が確認できるようにするためだ。
 新型コロナの流行が落ち着けば、ワクチンの効果を見極めるのに長い時間を要する可能性がある。
 だが、足元で新型コロナウイルス感染...・・・(以下、略)・・・

コメント ( 0 ) | Trackback ( )