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てらまち・ねっと



 昨日のブログで、「実は、最近、眠りが浅い」として「睡眠の状態」のことなどについて、幾つか調べた。
 その文末に、「癌」と「ガンの治療」との関係での身体の変調と睡眠、眠りのことは明日確認する、とした。
 だから今日は、自分自身の眠りが浅いことの一番の原因と考えている「ホットフラッシュ」について幾つか記録しておく。

  「ほてり」とか「ホットフラッシュ」は、通常、女性の更年期にごく普通に表れることらしい。
 それが、女性の乳がん、男性の前立腺がんの患者の相当数に現れるという。
 治療の一つに「ホルモン療法」というのがあり、その治療をおこなうことはホルモンのバランスに決定的な影響を与えるので、その副作用が自ずから発生する。それが、「ほてり」とか「ホットフラッシュ」。

 私の場合は、日中でも突然身体か熱くなる。宅内なら、クーラーの前に立ったり、ウチワであおいだり・・・上着を脱ぐとかもする。ただ、外なら、暑くて汗をかくまま。東京へ行く新幹線の中では、一回は起きる。だから、今は、リュックの中に「ウチワ」を入れてある。
 それが夜の就寝中にも発生する。
 最初は、暑くて目が覚める、と思っていた。しかし、眠れない中で行き着いた考えは、「脳や身体の中で何かの作用が生じて、まず目が覚め、しばらくして身体がじわっーと暑くなっていくことを感じる」、そんな身体の経過。
 いずれにしろ、目を覚まさせるようなことが夜中に生じるから、眠りが浅くなる、すくなくともその時間は眠れないし、続けて寝付くまでに意外に長い時間が必要、そんな最近の睡眠不足感。

 このまま気にしている「不眠症」になってしまうかもしれないから、今日からは私流の本来のやり方である「眠くなったら寝る」というパターンにしようと思う。
 ま、そんなことで幾つか関連情報を記録しておく。
 もちろん、昨日のブログの整理の通り、寝る前にパソコンなんかやってはいけない・・・というのは・・・悩ましい。前なら、お酒飲んで寝る・・・というのは、ガン治療中は禁忌だし・・・

 7月の月例の診察の時、主治医に「ホットフラッシュで眠りが浅い」と話したら、「ホルモン療法をやっているから女性の更年期と同じ。いわゆる『命の母』と同じような漢方薬を処方します」として「ツムラ25番 桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン) 」を出してくれた。
 それが効いているかいないかは・・・今はホットフラッシュが続いているから何とも言えない。「数か月」位は続くのは当然らしいから・・・・
 あとは、自分なりの対処を見つけて、毎日、ぐっすりと眠りたい・・・

●ツムラ漢方 桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン) 
●くすりのしおり 商品名:ツムラ桂枝茯苓丸エキス顆粒(医療用)

●ホットフラッシュ/がん情報サイト「オンコロ」 2018.02.01
●乳がん治療中のホットフラッシュにどう取り組むか/がんナビ 2019/09/24 第27回日本乳癌学会学術総会より 

●【QOL(生活の質)】がん患者さんが悩むホットフラッシュの原因と対処方法/ 再発転移がん治療情報 2015年07月31日
●不安を少しずつ解消していきませんか?初めての『ホットフラッシュ』との向き合い方/キナリノ - 暮らしを素敵に丁寧 2018年10月19日
●前立腺癌内分泌療法中のホットフラッシュの対処法/臨床泌尿器科 60巻6号 (2006年5月)

 なお、昨日8月10日の私のブログへのアクセスは「閲覧数4,634 訪問者数1,659」。

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●ツムラ漢方 桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン) 料エキス顆粒A       ツムラ
第2類医薬品 添付文書 (PDF:142KB)
1 のぼせて足は冷える方に
 効能・効果 / 比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症: 月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症注)、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきび
 注)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。
用法・用量/成人(15歳以上) 1包(1.875g) 2回  

(医療用) 処方箋では 2.5g 3回 
●くすりのしおり   商品名:ツムラ桂枝茯苓丸エキス顆粒(医療用)  内服剤2015 年 07 月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

商品名:ツムラ桂枝茯苓丸エキス顆粒(医療用)  主成分:桂枝茯苓丸(keishibukuryogan)  剤形:顆粒剤(淡灰白色)
シート記載: ツムラ桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン) 2.5 g 「25」
この薬の作用と効果について/ この薬は漢方薬です。あなたの症状や体質に合わせて処方してあります。
子宮内膜炎などの炎症性疾患、月経不順、月経痛、更年期障害、打撲症、冷え症の治療に使用されます。
通常、体格はしっかりしていて赤ら顔が多く、腹部は大体充実、下腹部に抵抗のある人に用いられます。

●ホットフラッシュ
        がん情報サイト「オンコロ」 2018.02.01
ホットフラッシュとは、いわゆる「のぼせ」や「ほてり」で、更年期障害の代表的な症状のひとつで女性にも男性にも起こります。これは、加齢に伴い女性ホルモンや男性ホルモンが減少して、ホルモンのバランスが変化するためにおこると考えられています。
 ですので、生体のホルモンのバランスを変化させて行う治療(放射線療法、手術療法、薬物療法など)をおこなった場合には、急激に女性ホルモンや男性ホルモンの分泌量が低下しますので発現頻度の高い有害事象となります。

●乳がん治療中のホットフラッシュにどう取り組むか
       がんナビ 2019/09/24 第27回日本乳癌学会学術総会より 森下紀代美=医学ライター
・・・(略)・・・HRT以外の選択肢に大豆イソフラボンと漢方薬
 ホルモン受容体陽性乳がんに対し、さまざまな内分泌療法が行われている。「乳癌診療ガイドライン 治療編 2018年版」では、例えば術後内分泌療法は、閉経前の女性には選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)のタモキシフェンやLH-RHアゴニスト、LH-RHアゴニストとアロマターゼ阻害薬の併用、閉経後の女性にはアロマターゼ阻害薬やタモキシフェン、SERMのトレミフェンなどが推奨されている。これらの薬は、5年間から10年間の長期にわたって投与される。

 内分泌療法は、化学療法と比べると副作用は軽度であるが、エストロゲンを抑制するため、エストロゲン分泌の低下に関連する症状が観察される。LH-RHアゴニストではホットフラッシュや関節痛、タモキシフェンではホットフラッシュなど、アロマターゼ阻害薬では関節痛やホットフラッシュ、骨粗鬆症などが問題とされている。

 加藤氏は、特にホットフラッシュに焦点を当て、乳がん治療中の対策について解説した。
・・・(略)・・・ 一方、「乳癌診療ガイドライン 治療編 2018年」には「内分泌療法によるホットフラッシュに対して、ホルモン補充療法は行うべきではない」と記載されている。代わりの治療法(代替療法)については、「選択的セロトニン再取込み阻害薬(SSRI)などの薬物療法の有用性については、さらなる研究の蓄積が期待される」などの記載がある。
・・・(以下、略)・・・

●【QOL(生活の質)】がん患者さんが悩むホットフラッシュの原因と対処方法
        再発転移がん治療情報 2015年07月31日
ホットフラッシュに悩んでいませんか?
 私たちの体には、暑さや発熱で体温が上がると、発汗して体温を調節する機能が備わっています。ところが、がんの治療中には、環境的な暑さや身体の発熱には関係なく、突然、カーッと暑くなって汗が噴き出ることがあります。このような症状をホットフラッシュというのですが、これには発汗のほかに「のぼせ」や「ほてり」などの症状も含まれています。

 ホットフラッシュは、一般的には女性の更年期障害の代表的な症状として知られています。では、この症状ががん治療とどういう関係があるのでしょうか。ホットフラッシュに悩むことが多いのは、ホルモン療法(内分泌療法)を受けている患者さんです。

ホルモン療法とホットフラッシュ
 ホルモン療法は、ホルモンを分泌している部分を手術で切除する、あるいは反対の作用をするホルモン剤を投与することによって、がん細胞の発育を阻止する治療法です。例えば子宮体がんや卵巣がんなどの手術で卵巣を切除すると、女性ホルモンが分泌されなくなるため、年齢に関係なく更年期と同じようなホットフラッシュが起こります。

また、乳がんの場合には、エストロゲンという女性ホルモンががん細胞の発育を促進しているので、ホルモン療法では女性ホルモンとは反対の作用をするホルモン剤(男性ホルモン)を経口、あるいは注射で投与し体内のエストロゲンの濃度を下げます。そのため、ホットフラッシュが起こるのです。

ホットフラッシュはホルモン療法の代表的な副作用で、ホルモン療法を受けている乳がん患者さんの過半数が経験する症状とされています。しかし、ホルモンバランスの急激な変化に身体が対応しきれずに起こる症状なので、身体が慣れてくれば数カ月から数年で治まってきます。

ホットフラッシュなどのホルモン療法の副作用がひどい場合は、休薬や中止で対応します。また、女性ホルモンの補充療法という選択肢もありますが、乳がんの場合は再発リスクを高めるため、注意が必要です。

ホルモン療法後には男性にも起こる症状
 ホットフラッシュは、女性だけの悩みではありません。実は、前立腺がんの治療を行っている男性にも起こります。前立腺がんは、男性ホルモンの影響により進行します。そのため、手術で左右両方の精巣を摘出した場合や、ホルモン療法で男性ホルモンの分泌や作用を妨げる薬剤投与を行っていると、副作用としてホットフラッシュが起こるのです。治療開始後数週間経つと症状が出てくるといわれています。

前立腺がんで、ホルモン療法を受けている男性の6~8割は、ホットフラッシュを経験しているといわれています。ホルモン療法の副作用は一過性で、ホルモン療法の治療開始から数カ月くらい経つと徐々に軽くなってくるといわれています。しかし、症状が強く耐え難い場合には、薬の種類を変更したり、ホットフラッシュを軽減する別の薬を併用したり、場合によっては治療を中止するなどの対応策が必要です。

また、漢方製剤の桂枝茯苓丸の服用によって、ほてりや発汗で困っている患者さんの2~3割で改善がみられたという報告もあります。
・・・(以下、略)・・・

●不安を少しずつ解消していきませんか?初めての『ホットフラッシュ』との向き合い方
 キナリノ - 暮らしを素敵に丁寧 2018年10月19日
周囲の気温が特に高いわけではないのに、急に顔がほてったり、大量の汗をかいたり。状況や自分の意志に反して突然こんな症状があらわれる『ホットフラッシュ』は、日常生活にも大きな不安をもたらします。症状そのものだけでなく、人目が気になるなどのネガティブな感情が大きなストレスになっていませんか?ブルーな気持ちに負けず、少しでも前向きに毎日を過ごせるよう、『ホットフラッシュ』との上手な向き合い方を探っていきましょう。

『ホットフラッシュ』きちんと向き合えていますか?
上半身や顔が急に熱くなり、時には大量の汗をかく『ホットフラッシュ』は、更年期にあらわれやすい代表的な症状のひとつです。噂には聞いていても、いざ自分にもあてはまると気付いたら、思った以上に動揺したり、年齢を感じて落ち込んだりといったこともあるかもしれません。

不安を和らげるための最初の一歩は、不安の正体を明らかにすること。まずは『ホットフラッシュ』がどんな症状で、どういう対策をしていけばいいのか、ひとつずつ理解を深めていきましょう。

『ホットフラッシュ』とは?  ホットフラッシュの主な原因
更年期を迎えると、女性の身体は卵巣ホルモンの一つであるエストロゲン(卵胞ホルモン)が減少し、自律神経が不安定な状態に陥りやすくなります。自律神経は、血管を収縮・拡張させて体温を調節する機能を担っているため、その働きが乱れると快適なはずの気温にも「暑い」と感じ、熱を放出するよう命令が下ります。すると、急激なほてりやのぼせが起こったり、ドッと汗が噴き出してきたりするのです。・・・(略)・・・

頻度や期間には個人差がある ・・・(略)・・・
ホットフラッシュによくある症状
ほてり
胸のあたりから頭頂部にかけての上半身に突然強い熱感を生じ、急激に顔がほてったり紅潮したりするのは、ホットフラッシュの代表的な症状です。はっきりしたタイミングは断定できませんが、緊張した時や感情的になった時、強いストレスを感じた時には特に発症しやすいとも言われます。

のぼせ(冷えのぼせ)・・・(略)・・・
発汗 上半身の熱感に大量の汗を伴うケースも少なくありません。
・・・(略)・・・

動悸・頭痛・腹痛 ・・・(略)・・・
血管の急激な拡張に伴って脈拍が増加すると、強い動悸を感じます。またその反面、末端の血管収縮による血行不良が悪化し、冷え症気味な人は特に頭痛や腹痛に繋がる場合があります。
出典:stocksnap.io
血管の急激な拡張に伴って脈拍が増加すると、強い動悸を感じます。またその反面、末端の血管収縮による血行不良が悪化し、冷え症気味な人は特に頭痛や腹痛に繋がる場合があります。

自分でもできる、ホットフラッシュのやわらげ方
記録をつけて症状が起こるタイミングを知る ・・・(略)・・・
外出時にも対策を準備して心に余裕を ・・・(略)・・・
温度調節しやすい服を選ぶ ・・・(略)・・・
ほてりを取るだけでなく、冷え性の人は温める用意もする・・・(略)・・・
体をほぐす簡単な運動を取り入れる・・・(略)・・・

食生活を見直してみる・・・(略)・・・
塩辛いものやカフェインを摂り過ぎると、血管を収縮させ、血圧が上がってほてりやのぼせを招きやすくなることがあります。普段の食生活に偏りがないか、バランス良く栄養を摂取できているか、改めて見直してみましょう。女性ホルモンと似た働きをする成分「大豆イソフラボン」が摂取できる大豆製品を毎日適度に取り入れるのもおすすめです。

医療機関に相談する・・・(略)・・・
リラックスできる香りで気分を回復させる・・・(略)・・・
 【不安感を和らげたいとき=ヒノキなどのウッディな香り】・・・(略)・・・
 【気持ちを晴れやかにしたいとき=シトラス系の爽やかな香り】・・・(略)・・・
 【イライラを落ち着かせたいとき=ラベンダーの香り】・・・(略)・・・

症状と上手く付き合う気持ちの切り替え方・・・(略)・・・
自分の状態を素直に受け止めてみる・・・・(以下、略)・・・

●前立腺癌内分泌療法中のホットフラッシュの対処法
  臨床泌尿器科 60巻6号 (2006年5月)
 ホットフラッシュ(HF)を訴える内分泌療法中の前立腺癌患者25例において,漢方薬,酢酸クロルマジノン,SSRI(selective serotonin reuptake inhibitor)のHF抑制効果を検討した。
漢方薬は7例中4例(57%),酢酸クロルマジノンは10例中9例(90%),SSRIは11例中5例(45%)に有効であった。
また3症例は複数の薬剤にて治療した。
1例目では漢方薬およびSSRIは無効であったが,酢酸クロルマジノンは有効であった。
2例目では酢酸クロルマジノンは無効,SSRIおよび漢方薬は有効であった。
3例目では漢方薬および酢酸クロルマジノンともに有効であった。
上記の薬剤はいずれも一定のHF抑制効果を示したが,症例により有効な薬剤は様々であることが示唆された。

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