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てらまち・ねっと



 誰でも「歯の痛み」は嫌なもので・・・といっても、私ではなくパートナー。
 私たちは二人とも、歯の治療では、歯科が基本的な専門である朝日大学病院にかかっている。 
 今回、パートナーは、何年も前に治療済みになったと歯をガチっと強烈に「噛みしめ」たらしい。そのあとの歯痛の発生。

 そんなことの翌日である先日の土曜日に、救急的に病院に連絡して診察を受けた。
 歯の元が割れているもしれないとの診立て。
 本人の選択もあって、どうするか様子を見て、痛みが治まらないなら・・・ということで帰る。
 私は車での送迎役。病院は瑞穂市にあり、家から車で35分ほどのところ。
 私は、診察中に岐阜市内中心部にあるかかりつけ医で、2日から3日おきに接種するとされている「丸山ワクチンの接種」を受けて病院にとんぼ返り(長川堤防を通ると15分とかからない)。

 日曜日も痛みが治まらないので、月曜日の朝も救急的に病院へ。私は送迎。
 別の医師の治療があったらしいが、痛みが更にひどくなった。
 それで、火曜日も病院へ。今度はベテラン医師らしい。血液検査をして調べてみるとの診立て。

 私は、その火曜日は東京・横浜でマイクロ波治療の予約があったけど、朝、電話でキャンセル。
 私は体調も抜群に良く、腫瘍マーカーの値も標準以下になっているから、緊急性は乏しいので、当然の選択。
 その東京のクリニックでは丸山ワクチンの接種もやってもらうのが何時ものパターン。
 そこで、上記のベテラン医師の診察の間に、かかりつけ医で丸山ワクチンの接種をうけた。
 ついでに、旧来の知人の漢方薬局で漢方の歯の痛みと化膿に効くツムラの「110番 立効散」 「122番 排膿湯及散」(特殊なので、朝電話して、在庫を調べて、足らない分は問屋から取り寄せておいてもらった)を2週間分(後記に資料などへのリンクと抜粋)、処方箋なしの自費でもらって病院へ戻った。

 パートナーは、医師が「治療は血液検査の結果を見てから」という結論を出したので「次は木曜日の予約」となったそうで、すでに、投薬のアモリンカプセル(ペニシリン系抗菌薬)と鎮痛作用が強いロキソニンも貰って会計の支払いも済んでいた。

 ともかく、パートナーの歯の激痛は抗菌薬と鎮痛剤でかなり良くなった。がまだ、本調子ではない。
 だから、私は、(猛暑もあるし)外仕事を短くして、洗濯や調理なども楽しんでいる。
 今日は、先の薬のことをパートナーにデータをもらって載せておくことにした。

 なお、昨日8月4日の私のブログへのアクセスは「閲覧数4,811 訪問者数1,601」。

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●アモリンカプセル(ペニシリン系抗菌薬)一錠を一日三回と
ロキソニン(消炎鎮痛剤)は痛みのある時に、四時間以上あけて半錠服用。



漢方薬も併用して、複合的に効かせたい。
歯の痛みと化膿に効く立効散と排膿湯及散


  病気の悩みを漢方で~口内炎の漢方/漢方薬のきぐすり.com 
 4.漢方煎剤や漢方製剤による口内炎の局所治療
4.3) 排膿散及湯(ハイノウサンキュウトウ)エキス製剤:

 排膿散及湯(ハイノウサンキュウトウ)製剤には、甘草と桔梗が含まれています。
 本方は化膿性の皮膚疾患に用いられますが、歯肉炎や歯周病(歯槽膿漏)など口内の炎症にも用いられてきました。
4.4) 立効散(リッコウサン)エキス製剤:
 立効散(リッコウサン)製剤は、歯痛に用いる漢方製剤ですが、口内の腫れや痛みにも用いられてきました。
 この製剤の溶液を口に含むと少し舌がしびれます。これは細辛(サイシン)の局所麻痺作用によります。

  歯科における漢方 お口の病気と治療/歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020 
科学的な研究も進み、漢方薬を使う歯科医師が増えています
さらに漢方薬は、西洋医学では対処しにくい半健康状態から慢性疾患に至るまで、広い症状に対処できることが多くの歯科医師に認められるようになりました。 このように、広く使われ、科学的な研究も進むようになってきて、漢方薬が今の医療にとって大切な薬であることが西洋医学からも認められてきています。
現在、多くの医師が日常の診療で医療用漢方製剤の漢方薬を使っており、歯学部の大学病院や総合病院の口腔外科でも漢方薬を用いる歯科医師が増え始めました。

漢方薬は、口腔疾患に適した薬です
漢方薬は、数千年にわたる効き目や安全性に関する長い経験に基づいて、特有の理論体系を築き上げ、その理論と患者さんの症状に応じて、いくつもの生薬を組み合わせて使うようになっています。そのため、一つの漢方薬で様々な症状を治し、複合的な効果を期待することができます。現在、口腔内の疾患に対して具体的には、口内炎、口腔乾燥症、味覚障害、口臭、舌痛症、顎関節症、抜歯後処置、歯周疾患、口腔がん、口腔不定愁訴など症状に適した医療用漢方製剤があります。
このように、最近になり歯科医療界では口腔を一つの臓器として捉え、検査や薬物で対応していく口腔内科的治療が重要になってきました。
以下、歯科で用いられている代表的な7種類の漢方薬をご紹介します(表1)。

表1:歯科で投薬される代表的な漢方薬
①立効散(りっこうさん):歯痛,抜歯後の疼痛
②半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう):口内炎
③黄連湯(おうれんとう):口内炎
④茵陳蒿湯(いんちんこうとう):口内炎
⑤五苓散(ごれいさん):口渇(口腔乾燥症)
⑥白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう):口渇(口腔乾燥症)
⑦排膿散乃湯(はいのうさんきゅうとう):歯周炎

①立効散は、抜歯後及び顎顔面領域の疼痛に効果があるとされています。いくつかの報告からは普通抜歯で抜歯後疼痛が軽度と予想される場合には鎮痛効果が期待できるが、難しい抜歯では十分な効果は期待できないと思われます。中国では口腔内に含み使用することから、粘膜表面作用を期待していると思われます。この方法を応用して、象牙質知覚過敏症にフッ化ジアミン銀の塗布の立効散の内服を併用して、治療効果が向上した報告もあります。証をあまり考えないで処方できる漢方薬と言えます。
   (略)
⑦排膿散乃湯は、患部が疼痛を伴う化膿性の皮膚及び口腔、咽喉の腫物に対し、方名の通り排膿の目的で用いられています。歯肉が紫色、腫脹、痛みなどがあり、膿汁を出している場合が適応であると考えられます。舌は淡紅、白色から微黄苔が多い傾向があります。歯周炎の急発時に、抗菌薬との併用方法が有効であると報告されています。また、智歯周囲炎、消炎切開後の疼痛、硬結に有効である報告もあります。 
(・・・以下略)
大阪歯科大学歯科医学教育開発室 教授 王宝禮 


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