古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

奈良の旅

2017-06-04 | 旅行

 

昭和40年代からの付き合いだからかれこれ50年近い付き合いになる4人です。6月1日~2日と、恒例の4人の一泊ドライブ旅行、奈良に行きました。

2日9時半に、待ち合わせ場所の名古屋駅新幹線口のハイウェイバスの待合室、約束の10時前Hさん。次いでJさん、Sさんが現れました。すぐHさんの愛車デミオに乗り込み名古屋高速で行こうと乗り口を探すが、結局北向きの高速に乗ってしまったので清須周りで東名阪に乗った。

 お天気は良かったが、東名阪は補修工事をやっていたため、四日市の前から大渋滞に巻き込まれた。1時間ぐらい、のろのろ運転です。渋滞が終わった後、やっと快調に走りだした後、とんでもない事態に遭遇しました。

 パトカーに捕まったのです。スピードを出しすぎたかな?

 パトカーが前に割りこみ「とまれ」の合図をしている。パトカーの後に停まると、パトカーを降りてきたポリさんが、窓から中を覗き込み、「後部座席の人がシートベルトをしていません、高速道では違反です」という。

ドライバーのHさんと、助手席のJさんはしていたから私とSさんの責任だ。パトカーに行き話していたHさんが戻ってきた。

「罰金ですか?」とJさん。

「いや、これから3ヶ月特に違反がなければ、違反なしになるそうです」。

 確かに後部座席の小生とSさんが、シートベルトをしていなかった。

「しかし、「どうして外部から分かったのだろう」。

 私には、シートベルト着用のキャンペーンで、後部座駅に乗客のいる車をすべて止めて違反を摘発していたとしか思えない。

渋滞で時間を費やしたので昼飯を取る時間を逃して1時近くになっていた。「道の駅 針」があった。奈良市針町にある名阪国道(国道25号)の道の駅である。」

「軽くお腹に入れていくか」と立ち寄りラーメンを食べました。昼食後、カーナビに「国立奈良博物館」の電話番号をインプットして走り出す。Hさん、カーナビを新調していた。

今度のカーナビは町名まで言う。「300m先右折れ」と言うのでなく、」300m先何々町を右に回る」。2時頃博物館近くについたが駐車場を探すのが大変でした。結局、博物館から大分離れた奈良公園の南のはずれにあった県営の駐車場に車を入れた。浮見堂の近くでした。

 

公園の鹿を見ながら、博物館まで歩きました。これなら、先にホテルに行き、タクシーで博物館に来るという手もあった。

 「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」という企画展をやっていた。

http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2017toku/kaikei/kaikei_index.html

「本展は、快慶の代表的な作品を一堂に集めて、わが国の仏教美術史上に残した偉大な足跡をたどる試みです」と謳う。出品一覧表で数えたら、快慶の昨品が36点も展示していた。筋骨隆々の阿吽の像を見ながら、ダヴィンチやミケランジュに匹敵する芸術家なんだと思った。4時過ぎまで見て、疲れたので、喫茶室で珈琲を飲みながら休憩しているとJさんが「地下に回廊が出来ている。そちらを見に行きましょう」。以前Jさんが訪れた時にはなかったので見たいと言われる。

名品展「珠玉の仏たち」では、飛鳥時代から鎌倉時代に至る仏像を中心とした展示を見ることが出来ました。

 4時半を過ぎていたのでホテルに向かうことにしました。駐車場に戻り、カーナビに電話番号を入れ「ホテルフジタ奈良館」に向かいました。カーナビのガイドで、快調にドライブしていたのですが、5時頃、「ワー!」と、突然急ブレーキ。「右です・目的点近くです」とのカーナビのガイドで右に入ろうとしたら、一方通行で進入禁止でした。

カーナビに一方交通の情報がが入ってなかった!

 それからハンドルを立て直ししばらく直進、右折して目的の通りに入ろうとするが、うまくいかない。カーナビのガイドで、動くのだが、結局ホテルの周辺を2周、3週することになる。Jさんが奥の手。ホテルに電話して、案内に来てもらった。交差点の近くに止めて、フロントの人を待ち、同乗してもらい、やっとホテルに着いた。

「駐車場は5台分しかないので、もし空いていなかったら近くのコインパーキングを利用してもらいます。一泊1200円です。館内の駐車場に止めても同額の料金は頂きます」と電話で言っていた。入り口横の小さなスペースが、なるほど5台も入ったら身動きできない。「車のキ-はあずからせてください」という。他の客が出ようとする時、動かさないと出られないのだ。駐車場ではこの後も苦労したが、奈良は車で来る観光客を配慮していないと思った。ホテルの周りを回っているうちに時間が過ぎて6時近かった。レストランを6時に予約していたので、直ぐ7Fのレストランに行き、料理を頼んだ後、生ビールを傾けながら、恒例の勉強会。今回は私がここ3ヶ月で読んだ本の紹介を行った。生ビールの口当たりの良かったためか、皆さんが聞き上手であったためか、8時近くまで喋ってしまいました。8時半食事会を追えて初日の終了となりました。