古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

北陸路の旅

2014-06-05 | 旅行
昔からの友人4人と北陸路の旅です。
6月3日、JR西岐阜駅に10時集合しました。岐阜のHさんが愛車のハッチバックのマツダデミオに乗って現れました。
http://www.demio.mazda.co.jp/feature/?link_id=dmlnv
早速乗り込んで雑談が始まる。
「やはり、車も昔務めていた会社に愛着があるの?」。「いや、そういうわけではないけど。昔の友人が販売店にいて“こういう車が出たが買わないか”、と電話してくるからね」
「MAZUDA自慢のエンジンを搭載してるとか。圧縮比が13を超えるそうだね」
がやがや話しているうちに各務ヶ原のICに来た。東海・北陸自動車道に乗る。
関・美濃を通過する。
小生「この高速が開通したとき記念のマラソン大会が開かれて出場完走しました。57歳の時ですからもう20年も前になります」。美濃ICから美並村村内をまわっての往復42.195kmでした。
郡上八幡を過ぎると「日本一危険な高速だよ」とJさんが言う。
 中央分離帯がないのです。ゴムのポールが並んでるだけ。「道がまっすぐで運転が単調だから、居眠りの危険がある。対向車のドライバーが一寸居眠りしたら、こちら側に飛び込んでくるかも?」
ひるがの高原で休憩を取った後、岐阜・富山の県境に近づくと、トンネルが多い。トンネルの中に高速があるみたい・。
北陸道との合流点にある砺波が近づく。小矢部砺波ジャンクションで北陸道に転じ。砺波ICで高速を降りる。156号線を走りながら。「ぼつぼつ昼食レストランを探さねば」といっているうちの井波の街に入った。
http://www.tabi-nanto.jp/inami/
、瑞泉寺というお寺がある。浄土真宗東本願寺の井波別院です。
とりあえず駐車場に車を置き、観光案内所で聞くと「茶坊主」という蕎麦の名店がある」と言う。場所を聞く。ところが行ってみると、CLOSED。「朝、仕入れた材料が終われば、閉店させて頂きます」とあった・「仕方ない」古い街並みを歩いて別のレストランに行く。メニューに「正太郎御ぜん」があったので頼んでみる。みなさんは「てんぷら蕎麦」をオーダーされた。「正太郎御ぜん」は、要するにてんぷら定食だったが、この地は小説家の池波正太郎にゆかりの地らしい。彼の父祖の地だったらしく度々この地を訪れた、「正太郎ふれあい館」という博物館もあるらしかった。
 昼食後、「せっかく井波まできたのだから、瑞泉寺に行こうと、古い街並みを歩き始めた。残念ながら、カメラを車のトランク内に置いてきてしまったが、江戸時代を思わせる街並みは、カメラの好対象だなと思いました。
http://www.geocities.jp/inamibetuinzuisenji/
境内には。親鸞上人の銅像が建っていた。
300円の入山料を払い、本堂に入ったら、住職が法話をしていた。
「作家んの五木寛之さんが、先日お出でくださいました。寺のおせんべいを差し上げたら「こんなおいしいおせんべいは初めて」とお言葉を頂きました。そのおせんべいは、そこの売店で販売をしています」と、商売にも熱心だった。
山門を降りて門前町で田舎饅頭を買う。
 今日の宿は、大牧温泉、船で行く温泉旅館として有名だ。船の時間は、インターネットで、3時、4時半と確認したつもりだったが、3時、小牧ダムの船着き場に行ってみると、2時半に出て、次は4時だという。私のミスだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%89%A7%E3%83%80%E3%83%A0
時間が余ったので、水記念公園(下)に行ってみた。

4時に戻ると、観光バスが来ていて観光客で賑やかだった。船の料金は往復¥2800、車は船乗り場の駐車場に置き、乗船する。水量の豊富なダムだ。3

0分ほどの船旅で旅館に着く。

崖に張り付くように建物が建っている。
担当の女中さんが部屋に案内してくれた。大きな旅館で、旅館内で迷子になりそうだ。
「虫が部屋に入ってきますか」と私が聞いてみた。
「先日、高校の同級生と食事をしたとき、“今度、大牧温泉にいくのだが・・”と言ったら、
「大牧温泉!以前、行ったことがあるが、ヘコキ虫がたくさん来て閉口した」と言っていたのだ。「何年前の話?」と聞くと「20年前」と言う。 女中さん「ムシはどうしてもはいってくるから、窓を開け放しにしないでください」と言う。(つづく)