古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

水泳大会第3日

2008-09-28 | 水泳
 28日12時に日本ガイシプールに行きました。第3日です。

観覧席で男子平泳ぎ100mを見て、自由形になったとき、着替えをしてサブプールへ行きました、

 泳いでいたら、血色の良いおじいさんが近寄ってきました。「バタの腕が上がらなくなるのは、どうすれば良い?」と聞くのです。

「ボクは腕を回す前に、両肩を上げてから回す。」「肩を上げる?」

「動き始める時、一番力が必要。だから、動き始めの力を腕に頼らず、下半身のケリで前進する。腕は身体が前進し始めたら、その動きについてゆく。そのため腕のタイミングをほんの少し遅らせるため、両肩を上げてから回す。スピードがその分遅くなるから、他人様にはお勧めしませんが、腕は最後まで楽にまわります。」、「フーン」

「バッタを泳ぐんですか?」、「そうなの。78歳だけどね」と言った。

500mほど泳いだ後、プールサイドに腰を下ろし、男子100m自由形を見ていました。

 75歳グループで、1分10秒で泳ぐ世界新記録が出ました。50歳グループで、顔なじみのIIDAさんが出場しました。59秒75です。電光掲示板に「NR」の表示。ナショナルレコード、日本新記録です。すごい!私の知人で日本記録保持者は初めて!

 世界記録の表彰が始まりました。表彰式は世界記録だけ(他はメダル引渡しテーブルで名前と種目を伝えて貰うだけです)。大型電光掲示板に、満場の拍手に手を挙げて答える選手の表情が写りました。 男子クロールは全部で51組、1時間以上かかりました。

バタフライは予定より30分遅れた。召集所に行き待機所の椅子に坐ると、さっきのオジイサンが来た。思い出しました。6月の名古屋マスターズ、バタフライで隣のコースを泳いだ四日市のGOTOUさんだった。私が1組9コース、彼が10コースでした。

 3時半過ぎ、全員70台の10人がスタート台に立ちました。

 スタートの笛で飛び込み、二掻き1呼吸で泳ぎ始める。8コースが前に出るのが分かったので、付いていこうと、懸命に腕を回わそうとしたが、水が重い!

 あっという間に終わって、タイムを見ると、2分18秒76だ。隣8コースは2分4秒。力不足だから仕方ないか!昨年の小生のタイムは2分16秒18だから2秒以上遅れている。

ゆっくり10コースが3分4秒で、フィニッシュしました。78歳にしては元気な泳ぎ。 

 200mは10秒昨年のタイムを短縮できたが、100mは2.6秒遅い。持久力は昨年より向上したが、速度は遅くなっている。つまり、遅筋は強くなっているが、速筋は加齢で弱くなっている。100m以下で早く泳ぐためには泳ぎ方の工夫が必要だと思った。

 その後、サブプールで200mゆっくり泳いでから上がりました。

 着替えて速報板を見に行く。しばらく待つと、バタの結果がきた。小生は70~74歳の5位でした。

50m 1:05:19、100m 2:18:76

 5位のメダル(真鍮色)を貰って5時前、帰宅しました。晩酌は、記録更新が出来なかったので、発泡酒に格下げして「ストロング氷結」でした。