古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

お金の渋滞

2007-02-01 | 経済と世相
 お金の流れも渋滞することがあります。私の家でも、渋滞してほしいのですが、何故か我が家では、お金の流れはすばらしくスムーズで、右から入ったと思ったら即左へ出て行きます。
 経済学者は、まだ「渋滞学」に興味を示していないようですが、近い将来、経済学でブームを呼ぶテーマになるでしょう。心配なのは、渋滞を起こす方法を発見しても誰もその結果を公表しなくなることです。
 「渋滞学」の著者は次のように言っています。
【ひとつだけここで言っておきたいことがある。それは、放っておくと富めるものはますます富み、そうでない者はますます貧しくなるということだ。・・・お金があるところにどんどん集まってゆく。たとえば、大金になればなるほど、それを増やす運用法の選択肢は多くなり、運用利率も高くなる。大金が大金を産む循環を作るのだ。
 実はこれは、電車は何の制御もしなければダンゴ運転になる、というのときわめて似ている。
 ダンゴ運転になると、ダンゴの先頭の列車は遅れ始め、その前を走る列車との距離がますます大きくなることに対応している。
 お金の集中を是正できるのが相続税である。・・・しかし、2003年の相続税法改正で、最高税率が70%から50%まで引き下げられた。・・・
 経済学と渋滞学の融合により、マネーフローの新しいコントロールの方法が今後見えてくるのではないか】
 日本経済のエライ人たちは、「自由(放任)経済でお金はスムーズに流れる」と無邪気に信じているのではないでしょうか。私は思うのですが、お金の流れは、流し方を工夫しないと、自然にダンゴになってしまうという性質があるのではないでしょうか!
 安部首相は、企業が儲かるようになれば、いずれ、国民も潤うと考え、企業が収益を上げやすい政策を採ろうとしている。
 しかし、いわゆる「失われた10年」は、企業から国民に流れるお金の流れ道を壊してしまったのではないでしょうか?
国民のところへ行く前で渋滞していると思います。(続く)

1月の10大ニュース

2007-02-01 | 経済と世相
 あっと言う間に1月が行っちゃいました。気ぜわしい一月でした。
以下、私の選んだこの月の10大ニュースです。

納豆さわぎ
  日本は良い国ですね。北朝鮮に行けば、肥満しているのは将軍様だけです。

そのまんま東、県知事に当選
  タレント候補以上の候補がいなかった?

北海道でガス漏れ事故
  何にも悪いことしてないのに、何にも気付かないうちに殺されちゃう!

名古屋地下鉄工事で談合?
  浜の真砂は尽きるとも世に談合の種は尽きまじ。

鳥インフルエンザ
  インフルエンザもグローバル化の時代

アパグループホテルに耐震偽装?
  アパのホテルはよく使っていましたので私もショック

不二家で食品品質管理の手抜き
  昔、近所にペコちゃんそっくりの可愛い子が居たっけ

記録的暖冬!
  各地で梅の開花情報!花粉を媒介する昆虫がまだいないじゃない?異常気象です。

バラバラ事件
  天候だけじゃない。こちらは異常気性?

日銀、金利上げ見送り。
  外国ファンドが日本でお金を借りて、外国に投資して大もうけだって!円安です。

 こんなに次々にいろんな事件が、よく起きるものです。