古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

エンドーからビール?

2004-08-28 | 経済と世相
 先日、ビールまがいの”麦風”を買いに行くと、生憎品切れ。店のお兄さんが、
「こんなのが出てます」とおしえてくれたのが、「Draft One」という製品。サッポ
ロビールが今年出したビールテーストのお酒。「試してみるか」と350ml缶6本を
¥627で買い、更に、比較のため、同じサッポロの黒生1本を買ってきた。
 このお酒、麦芽を全然使っていないのです。麦芽の代わりにエンドー豆を使ってい
る。従って、ビールにも発泡酒にもならない。税法上は「雑酒」。税金が発泡酒より
約¥22安い(350ml当り)という。
(エンドー豆は、脂肪分が少なく、ケーキ、ハム、ソーセージなどのつなぎに使われ
るのだそうです)
 まあ、不味いのでは話にならないので、飲んでみた。「ヘーこれがえんどう豆から
出来るの!」。本当にビールそっくりの味です。比較するため、黒生を開けて、交互
に飲んでみた。比べると、やはりエンドーの方がややクセがある。でも、悪くはない

 それにしても、発泡酒の税率を上げると、直ぐこうした新製品を考え出すのですか
ら、「人は困ると知恵を出す!」

 小泉さんは「民営」「民営」と唱えていまうが、「民営」がサービスが良くなるの
は、競争があって、サービスを工夫しないと、売上が減って“困る”からです。
 競争がなくて、なんにも“困らない”民営企業では、知恵もサービスも出てこな
い。
 竹中さんは、分かってるんでしょうか?