古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

犀川・マラソンに挑戦する会(1)

2004-05-05 | マラソン
 第23回「犀川・マラソンに挑戦する会」に出場しました。2日、片町のホテルを
7時に出て、徒歩20分、会場の大豆田(まめだ)大橋に着いた。例年スタートは7
時だったが、今年から8時スタートになった。受付でゼッケン2016番をもらう。
 この大会は、10Km、20Km、30Km、フル、50kmの種目がある。大豆
田大橋下から、犀川右岸のサイクリングロードを、最初上流に向かい約1Km走り折
り返し、今度は下流約4km(大橋から)走ってまた折り返す。つまり5Kmの区間
を10Kmは1往復、20Kmは2往復という具合(フルは4往復+上流1往復)の
レースである。ゼッケンは10Kmが1000番台、20Kmは2000番台となっ
ている。
 4001番は来ているかな?と探したら居た居た!フルマラソン完走回数世界記録
保持者の小島儀一さんだ。毎年出場するので、この大会の事務局は、小島さんのため
に4001番を空けておいてくれる。背中を見ると、「977回フル」と記入した布
をつけている。話し掛ける。「2年ぶりですね」「やあどーも」と握手。「最近は何
時間ぐらいで走りますか?」「5時間は切る」という。
 やはりなーと思った。以前は3時間半ぐらいで走っていたが、彼もよる年波には勝
てない!確か私より5歳若いが、何しろ走る回数が桁違い、それだけに体力の消耗、
老化も早いのでは?4年前に聞いたら658回で野村監督のホームラン数と並んだと
言っていた。あれから4年で977回、ということは1年80回である。毎週日曜に
走っても足らないから、土曜、祝日にも走る勘定だ。まさにフルマラソンに憑かれた
男だ。
 7:45から開会式。「ゆっくり長く走ることで免疫力は増加します。早く走ると
逆に免疫は低下します」との会長挨拶に続く表彰は、男女のフルマラソン回数日本一
で、小島さんと完走五百数十回の関西の女性が表彰された。
 8時、各種目のランナー500名余がスタート。いい天気だが、暑くなりそう。今
日はハーフを2時間の速度、だから20Kmは1時間54分で行こう。10Km57
分のペースだと自分に言い聞かせる。
 上流折り返しの御影大橋が工事中で、例年より一寸手前で折り返す。その分下流の
折り返しが遠いのだろう。I.Oデータ機器、渋谷工業など地元企業の工場がコース
に沿って見える。昔は未舗装で、雨が降って泥水を胸まで跳ね上げて走ったこともあ
るが、数年前、石川県選出の代議士が首相になったら、道は拡幅され簡易舗装だが立
派なサイクリングロードに整備された。残念なことに、拡幅は下流の北陸道高架下ま
で。折り返しまでの後1.5Kmが狭いので、戻ってくるランナーとのすれ違いが窮
屈。残りの分が拡幅されるのは、次に首相が石川県から出る時とすると、だいぶん先
の話になる。(続く)