Cafe Manouche を知ったのは半年ぐらい前のこと、たまたまネットで試聴して一発で気に入り、即注文。届いたCDを聴いてまず驚いたのはとにかく音がデカイこと。まるでヴィーナス・レコードのCDみたいにカッティングレベルが高く、実に生々しい音なのだ。特にベースの音が「ボン、ボン!」ではなく「ズン、ズン!」、曲によっては「ブルン、ブルン!」と聞こえる快感... ウッドベースを聴く悦びここにあり、だ。次に曲目を見て気づくのは「ジャズのスタンダード・ソング」①③④⑧⑫と「マヌーシュ・オリジナル」②⑤⑥⑦⑨⑩⑪の絶妙なバランスである。すべての曲の配置が考え抜かれ「ここしかない」といえる位置に置かれているのだ。特に気に入ってるのが①~③の冒頭3連発の流れ。
①:I Can't Give You Anything But Love
いきなり川瀬さんの軽やかなリズム・カッティングで始まるジャズ・スタンダード。このイントロでつかみはOKといったところか。歌心溢れる山本さんの流麗なソロに続いて2分22秒あたりから中村さんの重低音ベースが縦横無尽に暴れまくる。まさに疾風怒濤の3分41秒。
②:Latcho Drom
ドラド・シュミットが書いた哀愁のマヌーシュ・オリジナル。突き刺さるようなイントロからゲストのヴァイオリンも入れて一体となった4人が急速調で飛ばしまくる。まるで軽量スポーツカーでワインディングをひょいひょいとクリアしていくようなスピード感がたまらん!
③:Summertime
いわずと知れたガーシュウィンの超有名スタンダード。サンタナと化した(笑)山本さんは途中「黒いオルフェ」のフレーズなんかも織り交ぜながら哀愁のメロディーを連発、わずか4分という演奏時間の中でありとあらゆるテクニックを駆使して歌いまくる。2分28秒からストーケロ・ローゼンバーグが乗り移り2分43秒あたりでハッと我に返る(ように聞こえる?)ところもマニアにはこたえられまへん(≧▽≦)
まぁこんな感じでラストのUndecidedまで一気呵成に聴けてしまう、Cafe Manouche の1st CD。マヌーシュ・スウィング・ファンは必聴ですぜ。
①:I Can't Give You Anything But Love
いきなり川瀬さんの軽やかなリズム・カッティングで始まるジャズ・スタンダード。このイントロでつかみはOKといったところか。歌心溢れる山本さんの流麗なソロに続いて2分22秒あたりから中村さんの重低音ベースが縦横無尽に暴れまくる。まさに疾風怒濤の3分41秒。
②:Latcho Drom
ドラド・シュミットが書いた哀愁のマヌーシュ・オリジナル。突き刺さるようなイントロからゲストのヴァイオリンも入れて一体となった4人が急速調で飛ばしまくる。まるで軽量スポーツカーでワインディングをひょいひょいとクリアしていくようなスピード感がたまらん!
③:Summertime
いわずと知れたガーシュウィンの超有名スタンダード。サンタナと化した(笑)山本さんは途中「黒いオルフェ」のフレーズなんかも織り交ぜながら哀愁のメロディーを連発、わずか4分という演奏時間の中でありとあらゆるテクニックを駆使して歌いまくる。2分28秒からストーケロ・ローゼンバーグが乗り移り2分43秒あたりでハッと我に返る(ように聞こえる?)ところもマニアにはこたえられまへん(≧▽≦)
まぁこんな感じでラストのUndecidedまで一気呵成に聴けてしまう、Cafe Manouche の1st CD。マヌーシュ・スウィング・ファンは必聴ですぜ。