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shiotch7 の 明日なき暴走

ビートルズを中心に、昭和歌謡からジャズヴォーカルまで、大好きな音楽についてあれこれ書き綴った音楽日記です

B’z UNITE #02 ~奇跡の一夜~①

2025-06-22 | B'z
 昨日、横浜のKアリーナで行われた B’zの UNITE #02 に行ってきた。現役バリバリのロックンロール・バンドで私が最も好きな2組、B’zとザ・イエロー・モンキーの対バンという、これ以上ない最強の組み合わせである。えげつない倍率の中で自分のような “チケット落選常連組”(←案の定、コラボグッズの会場販売整理券のLINE抽選は落選...)がこのようなプラチナ・チケットを取れたこと自体が奇跡に近かったが、昨日のKアリーナではチケットがスベったとかグッズがコロんだとかいうのとは全く次元の違う物凄い奇跡を目にすることになった。
 そもそも奇跡というのは “起こる可能性が極端に低い予想外の、驚くべき出来事” をいうのであって、そんな出来事が3つも4つも重なって立て続けに起こったらもう頭がバグってしまってとても理解が追いつかなくなるが、昨日の私はまさにそんな感じだった。具体的に言うと、①静養中の松本さんがまさかのアンコールに登場して“1曲だけ”と言いながら3曲弾く(笑)、②GLAYのTAKUROさんが途中から登場して4曲参加、③更にLOUDNESSの高崎晃さんも登場し2曲に参加、④稲葉さんと吉井さんのツインリード・ヴォーカルでの「LOVE LOVE SHOW」と「BAD COMMUNICATION」を生で観れた... とにかくこれまで63年間生きてきてこれほど興奮したことは一度もなかったし、“ロックンロール命” の私としてはこんな奇跡的な瞬間に立ち会えて、2万人のブラザー達と共に歴史の目撃者になれたことがめちゃくちゃ嬉しかった。
 このUNITE #02 は直前になって松本さんが体調不良ということでご辞退され、“松本さん抜きのB’zはB’zじゃないけれど、稲葉さんとバンドメンバーがそんな逆境に立ち向かい乗り越える姿をこの目に焼き付けてこよう...” と思って参戦したのだが、フタを開けてみれば土俵際まで追い詰められた大ピンチからまさかの代打逆転サヨナラ満塁ホームランで劇的勝利!みたいなモンである。私はこのブログで松本さんの欠場を “例えるならレッド・ゼッペリンのライヴ直前にジミー・ペイジが倒れたようなもの” と表現したが、昨日私が目にしたのは “ゼップのピンチを救おうとエリック・クラプトンやジョー・ペリー、ブライアン・メイらが駆けつけて、最後にはペイジ本人までもが登場して大喝采を浴びた...” みたいな感じなのだ。
 そんなUNITE #02のレポートは我が音楽日記であるこのブログでも当然やるつもりでいたが、とにかく色んなことが起こりすぎてとてもじゃないが1回では収まりきらないので何回かに分けて書いていこうと思う。
 今回からグッズの会場販売はLINE抽選で当選者のみが整理券を発行されて買えるというシステムになり、見事落選した私は早く行って行列に並ぶ必要が無くなったわけだが、ちょうどその前日に新幹線が原因不明の故障で動かなくなるという事象が連続して起こっていたこともあって、万が一に備えて6/21当日は早朝出発して11時過ぎに新横浜駅に到着。今回初めて自由席に乗ったが、土曜日の朝ということでぎっしり満席。ラッキーなことにたまたま名古屋で目の前の人が降りたので座れたが、次からはケチらずに指定席にしよう。
 ガチャガチャは興味はあるけれど熱中症のリスクを冒してまでやろうとは思わないので4時間ほど横浜駅周辺で時間つぶしをすることにした。最初に行ったのはディスクユニオンの横浜西口店だが、アナログの在庫はショボイしあんまり冷房効いてないしで早々に退散。駅に戻るとジョイナスというショッピング街が超涼しかったのでソファーに腰かけて2時間ほどネット・サーフィン。その後スカイビルのYCATという土産物屋で時間をつぶし、午後3時を過ぎてからKアリーナへと向かう。建物の作りが何となく日本武道館っぽくてカッコいい。
 3時半ぐらいから整理券のない人向けにグッズ販売の列が作られたので、そこに並んでコラボグッズを無事購入。黄色いヒマワリ柄のコラボTシャツはとっくに売り切れだったが(←横浜駅やポルタ、ジョイナス、スカイビルにヒマワリTシャツの人がいっぱいおって結構オモロかった...)、それ以外の物はクソ熱い中で並ばんでもフツーに買えたので結果オーライだ。
 4時を過ぎていよいよ入場。レベル1がアリーナで、以降3→5→7と階が上がっていくのだが、発券された番号はS席・レベル3の前から2列目という神席で、ほとんどSS席と変わらない上に絶妙な傾斜のおかげでSS席よりステージが見やすい。しかもブロックの一番右端というめちゃくちゃラッキーな席で大喜びだ。振り返ると傾斜が結構急な構造になっていて、レベル5や7がめちゃくちゃ高く遠くに感じられる。私の位置からは左斜め前方にステージが、そして真正面に巨大スクリーンがあって超見やすいし、前評判通りに音響も良さそうだ。そうこうしているうちにいよいよ開演時間の5時が迫ってきた。今から大好きなザ・イエロー・モンキーとB’zのライヴが始まると思うと期待感で心臓が破裂しそうだ。 (つづく)
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