人は中高年になっても若い頃に聴いていた音楽を好む傾向がある... とどこかで読んだことがあるが、私なんかまさにその典型で、1980年代で時間が止まったかのように昔の曲しか聴かない。ただ、これはなにも音楽だけに限ったことではなく、テレビドラマも昔やってたヤツの方が遥かに私の好みに合っている。
私が20代だった1980年代には地上波のゴールデンタイムでも海外ドラマをやっていて毎週欠かさずに見ていたものだが、その中でも大好きだったのが月8の「ナイトライダー」と水9の「エアーウルフ」だった。特に「エアーウルフ」は “ミグを相手にド派手な空中戦を繰り広げる戦闘ヘリコプター” というコンセプトが実に斬新で、チェーン・ガンやキャノン砲、サンバースト弾といった様々な武器を搭載して超音速で大空を縦横無尽に飛び回る姿が超カッコ良かったし(→クォォォーンという飛行音がたまらんたまらん!)、何よりもあの躍動感溢れるオープニング・テーマ曲を聴いただけでアドレナリンがドバーッと出まくってテンションが上がりまくるのだ。個人的にはターボを吹かして猛スピードで加速するシーンと、逆にターボ・カットして背後に着いた敵機のバックを取り返して間髪を入れずミサイル攻撃するシーン、そしてヘルメットのバイザーが下りてターゲット・ロックオンした時のオレンジ色の照準点が自動表示されるシーンがツボで、毎週水曜の夜が楽しみで仕方なかった。
AIRWOLF SEASON 2 CLIPS | BEST FIGHT SCENES FROM AIRWOLF INCLUDING HX1 & REDWOLF
それから20年ほど経って、今度はCSのスーパーチャンネルで「エアーウルフ」の全エピソード完全放送がスタート。私は狂喜乱舞してDVDに録画したので、それ以降はいつでも好きな時に見れるようになった。私が全エピソードを揃えるくらいに入れ込んでいるのは「スター・トレック」の全シリーズとこの「エアーウルフ」、それに「ハイテク武装車バイパー」ぐらいだが(←戦闘アクション物ばっかりや...)、自分は大好きなエピソードは何度でも観たくなる種の人間なので、これらのドラマは常に手元に置いて暇さえあれば取り出して観ているのだ。
ところが先月の末にアマゾンで「ジョン・ウィック4」の国内版ブルーレイをチェックしていた時のこと、商品説明の下の “この商品を見た後にお客様が購入した商品”の中に「超音速攻撃ヘリ エアーウルフ コンプリート ブルーレイ BOX」を見つけたのだ。もちろんブルーレイ BOXが出ていることは前々から知っていたが、問題はその値段である。これまでは定価が42,790円ということでさすがの私も二の足を踏んでいたのだが、今回見つけたアマゾンには赤い字で大きく-67% と書いてあり、14,120円という信じられない値段がついている。「エアーウルフ」は声優陣が特段に素晴らしく、オリジナル音声+字幕では全く雰囲気が違ってきてしまうので(→特にアーク・エンジェルの声を担当した家弓家正氏が素晴らしい!!!)“吹替えで高画質” というのが何よりも重要なポイントだ。その条件を完璧に満たすBOXセットが爆安価格で目の前に出ているのだからこれはえらいこっちゃである。
“4万円超えで諦めてたエアーウルフのブルーレイ・セットが1万4千円やとぉ? 一体どーなっとるんや?” と、すっかり頭に血が昇った私は慌てて他のサイトも調べてみたのだが、ヨドバシでも “エキサイト・セール” と銘打って同じくらいの大幅値引きセールをやっている... これって要するにメーカーの在庫一斉セールちゃうの? 私はこの機を逃したら一生後悔すると思い、即決で買いを決めたのだが、アマゾン・ポイントが5千円分ほど貯まっていたので実質9千円ほどでエアーウルフのブルーレイBOXを手に入れることが出来た。
2015.12.25(fri)発売 「超音速攻撃ヘリ エアーウルフ コンプリートブルーレイBOX」
届いたBOXはシーズン1からシーズン3までの全55話が15枚のディスクに収められており、当然ながら私が昔TV録画したDVDなんかよりも遥かに高画質。いやぁ、これはホンマに買ってよかったわ... てゆうか、こんなに安い値段で買えたのが未だに信じられない。
ただ1つだけ残念だったのは、日本で「新エアーウルフ復讐編」というタイトルで放送されていたシーズン4が入っていないこと。「エアーウルフ」は1時間モノのTVドラマとしては破格の予算(←CG全盛の今と違って本物のヘリをバンバン飛ばしたり爆破シーン撮りまくったりしてるからめっちゃ金かかってたはず...)で制作されていたため採算が合わずにCBSがシーズン3で撤退し、シーズン4はUSA TVで放送されたため、権利関係の都合で “コンプリート BOX”と銘打ちながらもシーズン4が丸々抜け落ちてしまっているのだ。
このシーズン4では主役がストリングフェロー・ホーク役のジャン・マイケル・ヴィンセントからセント・ジョン・ホーク役のバリー・ヴァン・ダイクに変わってチームも一新されているのだが、これは一つにはジャン・マイケル・ヴィンセント(←1本当たりのギャラが20万ドル!)が酒とドラッグに溺れて撮影に支障をきたすようになったせいらしい。何にせよ、現時点ではこのシーズン4はUS版のDVDでしか観ることができないのだが、当然日本語字幕も吹替えも無く、しかも忌々しいリージョン1の盤ということで論ずるにも値しない。私は幸いなことにTV録画DVDがあるので一応観ることはできるのだが、やっぱりブルーレイの高画質で観たいというのが正直なところ。NBCユニバーサル・エンターテイメントさん、何とかなりませんかねぇ...
Airwolf (1987) Season 4 - Opening Theme
私が20代だった1980年代には地上波のゴールデンタイムでも海外ドラマをやっていて毎週欠かさずに見ていたものだが、その中でも大好きだったのが月8の「ナイトライダー」と水9の「エアーウルフ」だった。特に「エアーウルフ」は “ミグを相手にド派手な空中戦を繰り広げる戦闘ヘリコプター” というコンセプトが実に斬新で、チェーン・ガンやキャノン砲、サンバースト弾といった様々な武器を搭載して超音速で大空を縦横無尽に飛び回る姿が超カッコ良かったし(→クォォォーンという飛行音がたまらんたまらん!)、何よりもあの躍動感溢れるオープニング・テーマ曲を聴いただけでアドレナリンがドバーッと出まくってテンションが上がりまくるのだ。個人的にはターボを吹かして猛スピードで加速するシーンと、逆にターボ・カットして背後に着いた敵機のバックを取り返して間髪を入れずミサイル攻撃するシーン、そしてヘルメットのバイザーが下りてターゲット・ロックオンした時のオレンジ色の照準点が自動表示されるシーンがツボで、毎週水曜の夜が楽しみで仕方なかった。
AIRWOLF SEASON 2 CLIPS | BEST FIGHT SCENES FROM AIRWOLF INCLUDING HX1 & REDWOLF
それから20年ほど経って、今度はCSのスーパーチャンネルで「エアーウルフ」の全エピソード完全放送がスタート。私は狂喜乱舞してDVDに録画したので、それ以降はいつでも好きな時に見れるようになった。私が全エピソードを揃えるくらいに入れ込んでいるのは「スター・トレック」の全シリーズとこの「エアーウルフ」、それに「ハイテク武装車バイパー」ぐらいだが(←戦闘アクション物ばっかりや...)、自分は大好きなエピソードは何度でも観たくなる種の人間なので、これらのドラマは常に手元に置いて暇さえあれば取り出して観ているのだ。
ところが先月の末にアマゾンで「ジョン・ウィック4」の国内版ブルーレイをチェックしていた時のこと、商品説明の下の “この商品を見た後にお客様が購入した商品”の中に「超音速攻撃ヘリ エアーウルフ コンプリート ブルーレイ BOX」を見つけたのだ。もちろんブルーレイ BOXが出ていることは前々から知っていたが、問題はその値段である。これまでは定価が42,790円ということでさすがの私も二の足を踏んでいたのだが、今回見つけたアマゾンには赤い字で大きく-67% と書いてあり、14,120円という信じられない値段がついている。「エアーウルフ」は声優陣が特段に素晴らしく、オリジナル音声+字幕では全く雰囲気が違ってきてしまうので(→特にアーク・エンジェルの声を担当した家弓家正氏が素晴らしい!!!)“吹替えで高画質” というのが何よりも重要なポイントだ。その条件を完璧に満たすBOXセットが爆安価格で目の前に出ているのだからこれはえらいこっちゃである。
“4万円超えで諦めてたエアーウルフのブルーレイ・セットが1万4千円やとぉ? 一体どーなっとるんや?” と、すっかり頭に血が昇った私は慌てて他のサイトも調べてみたのだが、ヨドバシでも “エキサイト・セール” と銘打って同じくらいの大幅値引きセールをやっている... これって要するにメーカーの在庫一斉セールちゃうの? 私はこの機を逃したら一生後悔すると思い、即決で買いを決めたのだが、アマゾン・ポイントが5千円分ほど貯まっていたので実質9千円ほどでエアーウルフのブルーレイBOXを手に入れることが出来た。
2015.12.25(fri)発売 「超音速攻撃ヘリ エアーウルフ コンプリートブルーレイBOX」
届いたBOXはシーズン1からシーズン3までの全55話が15枚のディスクに収められており、当然ながら私が昔TV録画したDVDなんかよりも遥かに高画質。いやぁ、これはホンマに買ってよかったわ... てゆうか、こんなに安い値段で買えたのが未だに信じられない。
ただ1つだけ残念だったのは、日本で「新エアーウルフ復讐編」というタイトルで放送されていたシーズン4が入っていないこと。「エアーウルフ」は1時間モノのTVドラマとしては破格の予算(←CG全盛の今と違って本物のヘリをバンバン飛ばしたり爆破シーン撮りまくったりしてるからめっちゃ金かかってたはず...)で制作されていたため採算が合わずにCBSがシーズン3で撤退し、シーズン4はUSA TVで放送されたため、権利関係の都合で “コンプリート BOX”と銘打ちながらもシーズン4が丸々抜け落ちてしまっているのだ。
このシーズン4では主役がストリングフェロー・ホーク役のジャン・マイケル・ヴィンセントからセント・ジョン・ホーク役のバリー・ヴァン・ダイクに変わってチームも一新されているのだが、これは一つにはジャン・マイケル・ヴィンセント(←1本当たりのギャラが20万ドル!)が酒とドラッグに溺れて撮影に支障をきたすようになったせいらしい。何にせよ、現時点ではこのシーズン4はUS版のDVDでしか観ることができないのだが、当然日本語字幕も吹替えも無く、しかも忌々しいリージョン1の盤ということで論ずるにも値しない。私は幸いなことにTV録画DVDがあるので一応観ることはできるのだが、やっぱりブルーレイの高画質で観たいというのが正直なところ。NBCユニバーサル・エンターテイメントさん、何とかなりませんかねぇ...
Airwolf (1987) Season 4 - Opening Theme