「Queen Greatest Hits」各国盤特集の最終回はUKともUSとも違う独自選曲で我が道を行くドイツ、ウルグアイ、イスラエル、日本の4枚だ。
⑨ドイツ盤(78 044-A-0 / B-0)
「Queen Greatest Hits」のドイツ盤はUK盤17曲に加えて「Spread Your Wings」まで加えた全18曲入りの超お買い得盤だ。片面それぞれ9曲ずつ入っているので音がショボいんちゃうかと思って聴いてみたところ、思っていた以上に重低音が響き渡ってビックリ(゜o゜) A②「Another One Bites The Dust」のベースラインなんかズンズン腹にくる感じで気持ち良かった。
それともう一つ、このドイツ盤の大きな特徴として、メンバー写真ではなく茶色地にただアルバム・タイトルが書かれているだけの味もそっけもないジャケットが挙げられる。12枚並べてみると1枚だけ異質な感じで、確かアバのベスト盤「Gold」もこんな感じだったと思うが、もーちょっと何とかならんかったんか?
⑩ウルグアイ盤(手書きでEMTV-30-A / -B)
「Queen Greatest Hits」のウルグアイ盤の第一印象は音のデカさ、これに尽きる。繊細さとか倍音の美しさとかは二の次で(笑)とにかく大らかでごっつい音の奔流にのみ込まれる感じが独特な、他国の盤では味わえない音体験だ。細かいことは気にせずにクイーンのビッグ・ロックを楽しもうぜ!という感じの音作りで、B③「Now I'm Here」のロジャーのドラミングなんてまるで重戦車のようだし、A⑦「Don't Stop Me Now」やB①「Crazy Little Thing Called Love」なんかもう楽曲自体のノリに拍車がかかったような凄まじさで超気持ちイイ(^o^)丿
もう一つの特徴は選曲・曲順がUK盤と微妙に違っていることで、裏ジャケの曲名がスペイン語なので気付かなかったが、A①「Bohemian Rhapsody」、A②「Another One Bites The Dust」と聴き進めていって、3曲目に「Killer Queen」がくるとばかり思っていたらいきなり「Love Of My Life」のライヴ・ヴァージョンがかなりの大音量で流れてきたのでビックリ(゜o゜) これも各国盤蒐集の楽しみの一つと言えるだろう。因みにもしやと思って調べてみたら同じ南米のブラジルやアルゼンチンも同じ「Love Of My Life」入りだったが、一方でペルーやベネズエラ、コロンビアといった国々はUK盤と全く同じ選曲・曲順だった。他国ではA③にくることが多い「Killer Queen」はB⑤「Play The Game」とB⑦「Flash's Theme」の間のB⑥に追いやられており、代わりに「Seven Seas Of Rhye」が選曲から落とされている。
⑪イスラエル盤(EMTX -30 AQ / EMTV 30 B-3:)
「Queen Greatest Hits」のイスラエル盤はUK盤の17曲に加えてAラスに当時の最新ヒット曲「Under Pressure」を収録したUKとUSの良いとこ取りハイブリッド選曲が売りだ。音作りの方向性としてはUKともUSとも違う中庸路線で無難なまとめ方をしてあるのだが、イスラエルならではのクリアーなベースラインは健在で、A②「Another One Bites The Dust」の押し出し感は中々のものだ。B面はA面と違ってUKマザーが使われており、A面よりもクリスプなサウンドになっているのが面白い。又、ジャケット右上にヘブライ語で何か書いてあるのも異彩を放っている。
⑫日本盤(P-6480E1 K1P 1-B-1 / P-6480E2 1-A-8)
「Queen Greatest Hits」各国盤特集のラストを飾るのはもちろん私がリアルタイムで買って(←確か2,000円で曲がいっぱい入ってて大喜びした記憶がある...)擦り切れるほど聴きまくった日本盤だ。全17曲というのはUK盤と同じだが、「Bicycle Race」と「Seven Seas Of Rhye」が外され、代わりに「Under Pressure」と超目玉曲「Teo Toriatte」が収録されている。極私的な好みで言うと「Good Old-Fashioned Lover Boy」「Play The Game」「Flash's Theme」といったゆる~い曲の代わりに「Keep Yourself Alive」「Ogre Battle」「Tie Your Mother Down」といったオラオラ系(?)のハードロックを入れてくれれば最高なのだが(←「'39」も絶対に外せません!)まぁこの日本盤に関する限りは選曲がどーの音質がこーのなどという野暮なことは言わずに、彼らが日本のファンのために作ってくれた珠玉の名曲「手をとりあって」を思い入れ一発で聴くのがファンたる者の正しい姿なのかもしれない。
手をとりあって 和訳字幕付き クイーン Teo Torriatte (Let Us Cling Together) Queen 1979 Tokyo × Remastered 2011
【おまけ】クイーンといえば何はさておき空耳である。"横目がスケベくさい” や "ゴールじゃない” など笑撃の傑作が目白押しだが、最近気に入ってるのがこの「Don't Stop Me Now」で、いきなり “スープ吸ったの幾つですかぁ?” で大笑いし “カニ味噌バレンタイン” で腹筋崩壊... さすがにその発想はなかったわ(笑) “そーでもねぇ”にもクッソワロタ(^o^)丿
カオスな空耳に映像をつけて更にカオスにしたdon't stop me now
⑨ドイツ盤(78 044-A-0 / B-0)
「Queen Greatest Hits」のドイツ盤はUK盤17曲に加えて「Spread Your Wings」まで加えた全18曲入りの超お買い得盤だ。片面それぞれ9曲ずつ入っているので音がショボいんちゃうかと思って聴いてみたところ、思っていた以上に重低音が響き渡ってビックリ(゜o゜) A②「Another One Bites The Dust」のベースラインなんかズンズン腹にくる感じで気持ち良かった。
それともう一つ、このドイツ盤の大きな特徴として、メンバー写真ではなく茶色地にただアルバム・タイトルが書かれているだけの味もそっけもないジャケットが挙げられる。12枚並べてみると1枚だけ異質な感じで、確かアバのベスト盤「Gold」もこんな感じだったと思うが、もーちょっと何とかならんかったんか?
⑩ウルグアイ盤(手書きでEMTV-30-A / -B)
「Queen Greatest Hits」のウルグアイ盤の第一印象は音のデカさ、これに尽きる。繊細さとか倍音の美しさとかは二の次で(笑)とにかく大らかでごっつい音の奔流にのみ込まれる感じが独特な、他国の盤では味わえない音体験だ。細かいことは気にせずにクイーンのビッグ・ロックを楽しもうぜ!という感じの音作りで、B③「Now I'm Here」のロジャーのドラミングなんてまるで重戦車のようだし、A⑦「Don't Stop Me Now」やB①「Crazy Little Thing Called Love」なんかもう楽曲自体のノリに拍車がかかったような凄まじさで超気持ちイイ(^o^)丿
もう一つの特徴は選曲・曲順がUK盤と微妙に違っていることで、裏ジャケの曲名がスペイン語なので気付かなかったが、A①「Bohemian Rhapsody」、A②「Another One Bites The Dust」と聴き進めていって、3曲目に「Killer Queen」がくるとばかり思っていたらいきなり「Love Of My Life」のライヴ・ヴァージョンがかなりの大音量で流れてきたのでビックリ(゜o゜) これも各国盤蒐集の楽しみの一つと言えるだろう。因みにもしやと思って調べてみたら同じ南米のブラジルやアルゼンチンも同じ「Love Of My Life」入りだったが、一方でペルーやベネズエラ、コロンビアといった国々はUK盤と全く同じ選曲・曲順だった。他国ではA③にくることが多い「Killer Queen」はB⑤「Play The Game」とB⑦「Flash's Theme」の間のB⑥に追いやられており、代わりに「Seven Seas Of Rhye」が選曲から落とされている。
⑪イスラエル盤(EMTX -30 AQ / EMTV 30 B-3:)
「Queen Greatest Hits」のイスラエル盤はUK盤の17曲に加えてAラスに当時の最新ヒット曲「Under Pressure」を収録したUKとUSの良いとこ取りハイブリッド選曲が売りだ。音作りの方向性としてはUKともUSとも違う中庸路線で無難なまとめ方をしてあるのだが、イスラエルならではのクリアーなベースラインは健在で、A②「Another One Bites The Dust」の押し出し感は中々のものだ。B面はA面と違ってUKマザーが使われており、A面よりもクリスプなサウンドになっているのが面白い。又、ジャケット右上にヘブライ語で何か書いてあるのも異彩を放っている。
⑫日本盤(P-6480E1 K1P 1-B-1 / P-6480E2 1-A-8)
「Queen Greatest Hits」各国盤特集のラストを飾るのはもちろん私がリアルタイムで買って(←確か2,000円で曲がいっぱい入ってて大喜びした記憶がある...)擦り切れるほど聴きまくった日本盤だ。全17曲というのはUK盤と同じだが、「Bicycle Race」と「Seven Seas Of Rhye」が外され、代わりに「Under Pressure」と超目玉曲「Teo Toriatte」が収録されている。極私的な好みで言うと「Good Old-Fashioned Lover Boy」「Play The Game」「Flash's Theme」といったゆる~い曲の代わりに「Keep Yourself Alive」「Ogre Battle」「Tie Your Mother Down」といったオラオラ系(?)のハードロックを入れてくれれば最高なのだが(←「'39」も絶対に外せません!)まぁこの日本盤に関する限りは選曲がどーの音質がこーのなどという野暮なことは言わずに、彼らが日本のファンのために作ってくれた珠玉の名曲「手をとりあって」を思い入れ一発で聴くのがファンたる者の正しい姿なのかもしれない。
手をとりあって 和訳字幕付き クイーン Teo Torriatte (Let Us Cling Together) Queen 1979 Tokyo × Remastered 2011
【おまけ】クイーンといえば何はさておき空耳である。"横目がスケベくさい” や "ゴールじゃない” など笑撃の傑作が目白押しだが、最近気に入ってるのがこの「Don't Stop Me Now」で、いきなり “スープ吸ったの幾つですかぁ?” で大笑いし “カニ味噌バレンタイン” で腹筋崩壊... さすがにその発想はなかったわ(笑) “そーでもねぇ”にもクッソワロタ(^o^)丿
カオスな空耳に映像をつけて更にカオスにしたdon't stop me now