私がモノラルとステレオのリマスター BOX 発売で大いに盛り上がっていた 09.09.09 にもうひとつビートルズ絡みのアイテムが北米とヨーロッパで発売された。ビートルズの音楽ゲームソフト「ロックバンド」である。ネット上の情報でその存在を知ってはいたものの、Wii も PS3 も Xbox も持っておらずゲームをしない私にとって、「ロックバンド」は全く眼中に無かった。だからヤフオクでこの「ザ・ビートルズ・ロックバンド・ソングトラックス」という CD-R2枚+ DVD-R1枚のブートレッグを見た時も全く食指は動かなかった。
ところが「アビー・ロード」の「ジ・エンド」絡みでみながわさんに教えていただいた YouTube 版「ロックバンド」の映像の面白さにすっかりハマッてしまい、他の映像も検索すると出るわ出るわ...(゜o゜) キャヴァーンやシェア・スタジアム、ブドーカンといったビートルズゆかりの地で様々な楽曲を演奏する4人のアニメ CG が楽しめるのだ。しかもその時に紹介していただいた DL サイトもこれまた強烈で、物凄い数のブート音源が無料で DL し放題(^o^)丿 そこに最新作のオススメ盤としてアップされていたのがこの「ザ・ビートルズ・ロックバンド」だった。私は早速 DL したのだが、ファイルの種類が rar とかいうややこしい奴で、どーやって解凍していいのか分からず、とりあえずは私のパソコンで簡単に解凍できた zip の音源(←こっちが大半でした...)を CD-R に焼いて聴き、「ロックバンド」関係は専ら YouTube で見て楽しんでいた。
その後試行錯誤を重ねてやっと rar ファイルを解凍できたのが10月の半ばで、改めて全44曲を一気聴きしてみると、すべての曲がカウントで始まっていたり、逆にフェイド・アウトで終わるはずの曲がフェイド・アウトしなかったりと、一曲たりとも公式テイクと同じミックスのものがない!根が単純な私は一瞬 “えっ、コレって全部未発表テイクかぁ?”と思ったが、冷静に考えてみるともしそうならリマスター盤以上の大騒ぎになっているハズやし、曲によっては “何でコレにわざわざカウント付けてんの?何か変やなぁ...” というのもある。そもそも何で全曲カウント付きなん?... そこで YouTube で見た映像を思い出したのだが、確かゲーム参加プレイヤーが画面上の合図に合わせてギターやベース、ドラムスの形をしたコントローラーを操作していたっけ。ヴォーカルのマイクもあったなぁ... ということはつまりカラオケのロックバンド・ヴァージョンか?なるほど、どうりでカウントが要るワケや。エンディングもフェイド・アウトではなく、ハッキリとしたエンディングにせんとアカンわな。つまりこれはまず第一にゲーム参加プレーヤーのための音楽であるというのが大前提。ブートレッグ CD で音楽だけ取り出して聴いてどうこう言う筋のものではないのだ。とにかくこれでまず一つ謎が解けた(^o^)丿
で、次に別ミックスについてだが、これはどう聴いても当時の未発表テイクとは思えないような、今回の企画で新たにリミックスして(←確かゲームの音楽を担当したのは「ラヴ」のジャイルズ・マーティンやったと思う...)作り出したようなものが多い。しかしそれがどーしたソー・ホワット!元々 “ビートルズの未発表テイク / 新音源発掘!!!” などとは一言も謳っていないし、そもそもゲーム用にアタマのカウントとフェイド・アウトしないエンディングが必要だったから作ってくっつけただけのこと。極論すればそのような細工は「アンソロジー」や「レット・イット・ビー・ネイキッド」、「ラヴ」でとっくにやっている。だからこれを偽物だ、フェイクだ、と言って非難するのは甚だ見当違いというものだろう。要は「ラヴ」の時と同じくそれが音楽として面白いかどうかの一点に尽きるのではないか。まぁたま~に???というものもあるが、そのほとんどは新鮮に耳に響くし、いくつか初登場音源らしきものもあって、私はこれらの “ニュー・ロックバンド・ミックス” を楽しく聴いている。
それよりも気になるのは、DL ヴァージョンには入ってなかったこのゲーム独特の効果音が市販品 CD の何曲かに被さっていること。これ、ゲーム中や YouTube ならまだしも、スピーカーに対峙してちゃんとした音楽として聴こうとするとめちゃくちゃ耳障りで鬱陶しい。先月レコード・バーゲンのついでに立ち寄った MUSIC INN で試聴させてもらった時も1曲目からいきなりこのゲーム効果音が炸裂して思わず “もういいです!” と言って切り上げたぐらいだ。その後ヤフオクで市価の半値以下(!)で即決で出てるのを見つけ、DVD の内容が気になっていたこともあって買ってみたのだが、やはりこの耳障りな効果音が入っていた。「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」と「オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ」のトラックが一番わかりやすいと思うが、これは絶対に雑音の入らないDL ヴァージョンの方がオススメ!私の調べたところでは、DL 版(←多分CD2枚組オンリーの DVD なしで「ザ・ソングス」ってタイトル)は効果音etc 一切なしで44曲+11分近い「スタジオ・チャット」が入っているのに対し、世間に出回っている DVD付 –R盤3枚セットは数曲効果音アリで46曲(「オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ」と「オー・ダーリン」を追加、「スタジオ・チャット」は無し)となっている。この盤を狙っている方は曲目に注意して欲しい方をゲットして下さいな。ただ、純粋に音源狙いならタダで DL するのがベストだと思う。
Rock Band: The Beatles E3 2009 Trailer [HQ] (Rate This Game)
ところが「アビー・ロード」の「ジ・エンド」絡みでみながわさんに教えていただいた YouTube 版「ロックバンド」の映像の面白さにすっかりハマッてしまい、他の映像も検索すると出るわ出るわ...(゜o゜) キャヴァーンやシェア・スタジアム、ブドーカンといったビートルズゆかりの地で様々な楽曲を演奏する4人のアニメ CG が楽しめるのだ。しかもその時に紹介していただいた DL サイトもこれまた強烈で、物凄い数のブート音源が無料で DL し放題(^o^)丿 そこに最新作のオススメ盤としてアップされていたのがこの「ザ・ビートルズ・ロックバンド」だった。私は早速 DL したのだが、ファイルの種類が rar とかいうややこしい奴で、どーやって解凍していいのか分からず、とりあえずは私のパソコンで簡単に解凍できた zip の音源(←こっちが大半でした...)を CD-R に焼いて聴き、「ロックバンド」関係は専ら YouTube で見て楽しんでいた。
その後試行錯誤を重ねてやっと rar ファイルを解凍できたのが10月の半ばで、改めて全44曲を一気聴きしてみると、すべての曲がカウントで始まっていたり、逆にフェイド・アウトで終わるはずの曲がフェイド・アウトしなかったりと、一曲たりとも公式テイクと同じミックスのものがない!根が単純な私は一瞬 “えっ、コレって全部未発表テイクかぁ?”と思ったが、冷静に考えてみるともしそうならリマスター盤以上の大騒ぎになっているハズやし、曲によっては “何でコレにわざわざカウント付けてんの?何か変やなぁ...” というのもある。そもそも何で全曲カウント付きなん?... そこで YouTube で見た映像を思い出したのだが、確かゲーム参加プレイヤーが画面上の合図に合わせてギターやベース、ドラムスの形をしたコントローラーを操作していたっけ。ヴォーカルのマイクもあったなぁ... ということはつまりカラオケのロックバンド・ヴァージョンか?なるほど、どうりでカウントが要るワケや。エンディングもフェイド・アウトではなく、ハッキリとしたエンディングにせんとアカンわな。つまりこれはまず第一にゲーム参加プレーヤーのための音楽であるというのが大前提。ブートレッグ CD で音楽だけ取り出して聴いてどうこう言う筋のものではないのだ。とにかくこれでまず一つ謎が解けた(^o^)丿
で、次に別ミックスについてだが、これはどう聴いても当時の未発表テイクとは思えないような、今回の企画で新たにリミックスして(←確かゲームの音楽を担当したのは「ラヴ」のジャイルズ・マーティンやったと思う...)作り出したようなものが多い。しかしそれがどーしたソー・ホワット!元々 “ビートルズの未発表テイク / 新音源発掘!!!” などとは一言も謳っていないし、そもそもゲーム用にアタマのカウントとフェイド・アウトしないエンディングが必要だったから作ってくっつけただけのこと。極論すればそのような細工は「アンソロジー」や「レット・イット・ビー・ネイキッド」、「ラヴ」でとっくにやっている。だからこれを偽物だ、フェイクだ、と言って非難するのは甚だ見当違いというものだろう。要は「ラヴ」の時と同じくそれが音楽として面白いかどうかの一点に尽きるのではないか。まぁたま~に???というものもあるが、そのほとんどは新鮮に耳に響くし、いくつか初登場音源らしきものもあって、私はこれらの “ニュー・ロックバンド・ミックス” を楽しく聴いている。
それよりも気になるのは、DL ヴァージョンには入ってなかったこのゲーム独特の効果音が市販品 CD の何曲かに被さっていること。これ、ゲーム中や YouTube ならまだしも、スピーカーに対峙してちゃんとした音楽として聴こうとするとめちゃくちゃ耳障りで鬱陶しい。先月レコード・バーゲンのついでに立ち寄った MUSIC INN で試聴させてもらった時も1曲目からいきなりこのゲーム効果音が炸裂して思わず “もういいです!” と言って切り上げたぐらいだ。その後ヤフオクで市価の半値以下(!)で即決で出てるのを見つけ、DVD の内容が気になっていたこともあって買ってみたのだが、やはりこの耳障りな効果音が入っていた。「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」と「オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ」のトラックが一番わかりやすいと思うが、これは絶対に雑音の入らないDL ヴァージョンの方がオススメ!私の調べたところでは、DL 版(←多分CD2枚組オンリーの DVD なしで「ザ・ソングス」ってタイトル)は効果音etc 一切なしで44曲+11分近い「スタジオ・チャット」が入っているのに対し、世間に出回っている DVD付 –R盤3枚セットは数曲効果音アリで46曲(「オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ」と「オー・ダーリン」を追加、「スタジオ・チャット」は無し)となっている。この盤を狙っている方は曲目に注意して欲しい方をゲットして下さいな。ただ、純粋に音源狙いならタダで DL するのがベストだと思う。
Rock Band: The Beatles E3 2009 Trailer [HQ] (Rate This Game)